1: Egg ★@\(^o^)/ 2016/04/08(金) 10:09:26.28 ID:CAP_USER*.net
ホームで開催されたW杯予選(アフガニスタン戦=3月24日、シリア戦=同29日)にMF山口蛍(25)は、初めて海外組として臨んだ。「時差ボケ? あります。普通に眠いです」と話していた山口は、先発したシリア戦で大アクシデントに遭遇した。後半10分に空中戦で競り合った際、相手選手と接触して顔面を強打。血を流しながらタンカで運ばれ、診断は「鼻篩骨」と「上顎骨」の骨折。昨年末に独ブンデスリーガ・ハノーバーに移籍し、残留争い真っただ中の本人には、あまりにもつらい現実というしかない。

 ドイツでは今年1月30日に新天地デビューを果たしたが、思うような仕事ができず、苦悩していた山口をサッカージャーナリスト元川悦子氏が渡独して直撃。W杯予選時の肉声とともに山口の胸中に迫った――。

 日本ではあくまで中盤のボランチが主戦場だったが、ドイツに移籍した当初は「ダイヤモンド型中盤の右MF」として起用された。しかし、本来の豊富な運動量、高いボール奪取力、前線への鋭いパス――を発揮できず、先発した2月6日のマインツ戦では、前半35分で交代の屈辱を味わった。

「与えられたポジションで頑張るしかないのですが、やはり練習から『自分は中盤の真ん中』の選手だと認めさせないといけない。下を向いたりせず、遠慮しないでアピールするのも必要だし、とにかく一生懸命に練習して(中盤の真ん中でプレーする)チャンスがあればそこでしっかりと結果を出したいと思います。最初よりかなりガツガツいけるようになったしコーチも『どんどんボールを奪いにいけ』と言ってくれている。自分の特徴は分かってくれていると思っています」

 大半の日本のサッカー関係者が「ホタルはドイツで絶対に通用する」と話していたものだが、本人は欧州のレベルの高さを実感している。

「やはり個の技術が高いですね。プレッシャーも速いし、フリーでボールを持てる状況が全くない。日本では『ボールが取れた!』という場面でも、取れないことが少なくありません。例えば日本では、ピッチ中央でボールを取り切れず、そこからカウンターを食らって失点する――という場面は、そんなにないと思いますが、ドイツでは失点につながったこともあります。日本での選手生活は、少しぬるま湯的なところがありました。こちらでは、試合に出られるのか、それともベンチなのか、もう五分五分という感じですからね。でも、こういう厳しい状況に身を置くのは、もの凄く刺激的なこと。今、ドイツで“何かをつかみかけている”段階です。確実につかみ、代表に生かしたいと思っています」

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 山口は国内で手術を済ませ、10日すぎにリハビリを始める予定。残り6試合のブンデスリーガ出場は絶望的。ハノーバーも3日に監督が交代。絶体絶命の危機に追い込まれている。彼も今は心苦しいだろうが、まずはリハビリに専念して来季の復調を目指したい。
2016-04-08_13h53_18
日刊ゲンダイ 4月8日 9時26分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160408-00000019-nkgendai-socc
引用元http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1460077766/

 
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