1: 名無し@サカサカ10 2018/08/21(火) 20:34:35.43 _USER9
2018年8月21日 16時20分

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 日本勢のメダルラッシュに期待が掛かります。アジア大会を伝えるテレビは、視聴者の関心を引くことができるだろうと、メダルラッシュというフレーズをこれでもかと決め台詞のように浴びせかける。メダル、メダルと騒ぐことに躊躇いはないのだろうか。少し格好悪いと思わないのだろうか。他に宣伝文句が見当たらないといえばそれまでだが。

 その流れにサッカーも巻き込まれないで欲しい。メダルより大切なものがサッカーにはある。問われるべきは、結果よりサッカーの中身だ! と、こちらが、少しばかり斜に構えるのは、それなりの結果は出るだろうとの安心感に半分は基づいている。メダルを取っても所詮アジアレベル。世界レベルには程遠い大会。森保サッカーの行方は、成績だけでは判断できないと思っていたところ、ベトナムにまさかの敗戦を喫した。

 調べたわけではないけれど、日本は過去、ベトナムに敗れたことはないはずだ。絶対に負けそうもない相手だとの認識がある。確かに最近、急激に力を付けていた。先のU-23アジア選手権でも2位に入っていたが、両国の力関係を踏まえれば、これは事件だ。

 もっとも、森保U-21はそれ以上の事件を引き起こしていた。初戦のネパール戦だ。その1-0という結果は、ベトナムに0-1で敗れるよりショッキングな出来事だ。勝利という概念に覆われているので、事件性は低く見られがちだが、見逃すことはできない重大事だ。

 森保監督の采配について語る前に、目に止まるのは選手の質だ。少なくとも、A代表に引き上げたいと思う好選手は見当たらない。おっと一瞬、光るプレーをする選手はむしろベトナムにいた。日本の選手が下手になったというより、周囲のレベルが上がったと言うべきかも知れないが、それは相対的に見ればレベルダウンだ。比較対象を求めるのは日本の過去ではなく周囲。外国だ。前にも述べたが、サッカーは足でボールを操るスポーツ。手でボールを扱う他の競技に比べ、伸びシロが多い。競技力は向上するばかりだ。問われているのは伸び率。前年比0%はマイナス成長を意味する。

 ネパールの前年比が8%、ベトナムが5%だとすれば、日本は1%。5%、8%は難しくてもせめて3%は維持しないと、近い将来、アジアの後続グループに追い越される。

http://news.livedoor.com/article/detail/15189353/

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