232: U-名無しさん@実況・\(^o^)/です 2016/01/07(木) 17:19:34.62 ID:ltC4adB70.net
いろいろ面白いこと書いてる

⇒【C大阪】柿谷、丸岡らの復帰の裏で混迷を極めた監督人事。“苦肉の策”大熊監督続投が決まるまでの経緯とは?(サカダイ)

 監督決定へのタイムリミットが迫ったなかで、強化部トップの人物を内部昇格させるという苦肉の策だった。クラブにはもう、新たな監督を外部から招聘する人脈も、交渉術すらもなかったようだ。

 なぜ毎年のように、C大阪の監督選びは難航するのか。それは、候補者への周到な事前調査がなされていないことに尽きる。今回の監督人事では、早い段階から、Kリーグの浦項スティーラーズを率いるファン・ソノン監督を最有力候補に挙げていた。

 ファン・ソノン監督が1998~99年にC大阪に在籍した経緯があることから、実は1年前にもオファーを出して接触をしていたという。だが、本人が古巣C大阪での監督就任に否定的な姿勢を示すと、そこから完全にクラブは迷走した。

 その後、11月末頃になってオファーを出したのは、湘南の曺貴裁監督だった。曺監督には湘南が続投要請を出し、新潟、京都も招聘に乗り出した。4クラブによる争奪戦になったが、関係者によれば、早々と断られたのはC大阪だったという。ファン・ソノン監督に続き、曺監督の招聘にも失敗し、この時点で12月に突入。監督選びは大きく出遅れる格好になった。

 監督候補者への事前調査ができていれば、これほど難航することはなかったかもしれない。Jリーグ関係者はこのように明かす。

「本来であれば、次期監督を決めるのは強化部長の役目のはずです。しかし、強化部長や、GMの判断が、すんなりと受け入れてもらえないクラブもある。そうなると、監督を決める作業は複雑化してしまいます。現在のセレッソも、そのような複雑な体制になっているように映ります」
 
 ふたりの候補者との交渉が決裂すると大熊強化部長をトップにするC大阪の強化部は、独自の人脈から新たな候補者を探した。それは日本で指導歴のあるドイツ人監督だった。12月某日、場所は大阪。そのドイツ人監督とC大阪の強化部の担当者が接触したという。時を同じくして、FC東京を退任するマッシモ・フィッカデンティ監督の代理人からも売り込みが入ったようだ。

 ある代理人は「実際、新監督候補の本人が来日して、交渉は大詰めに入っていたようです。あとは社長の承認さえもらえれば、正式に決まっていたのではないでしょうか」と舞台裏を明かす。しかし、このドイツ人監督との交渉は、C大阪側が打ち切ってしまったのだ。

 そして年の瀬に差し掛かり、監督人事が混迷すると、玉田稔社長は大熊強化部長を新監督に就任させることを決意した。

 クラブ内部からは「当初は(親会社の)ヤンマーからも、大熊さんの続投は反対されていたようです」という声が漏れる。そのような経緯があったため、最終的な決定は12月末にまでもつれた。

 強化部の意向を押し切る形で、大熊強化部長の新監督就任は決まったのだという。ここ2年、シーズン中に監督交代劇を演じているC大阪だが、今オフもまた監督選定は簡単にはいかなかった。

 果たして新シーズンのC大阪は柿谷、丸岡らタレントたちを活かすチーム作りをできるのか。その戦いには注目が集まる。

続きを読む