1: YG防衛軍 ★@\(^o^)/ 2015/11/04(水) 21:32:14.59 ID:???*.net
ブンデスリーガ第11節、マインツに所属する武藤嘉紀は、自身初となるハットトリックを決めた。
この結果、海外初挑戦ながら11試合で6得点。ブンデスの日本人選手最多の得点率を記録している。
そんな武藤の最大の魅力はヴァイッド・ハリルホジッチ監督も合言葉のように発する「デュエル」にあった。

日本人選手が最も苦手とする分野
Duel(デュエル) /djul | dju-/
[名]
1. 決闘, 果たし合い 人と決闘する
2. (二者・二党間の)争い, 闘争, 勝負
[用例]
「16メートルの中でまだまだアグレッシブさが足りない。特にデュエルの部分でだ」
日本代表を率いるヴァイッド・ハリルホジッチ監督も合言葉のように口にする言葉がある。
それが「デュエル」。決闘を意味するこの言葉は、狭いスペースの中でのわずかな差が勝敗を分ける現代のサッカーにおいて、攻守に重要な意味を持つ。
一方で、ハリルホジッチ監督が常々指摘するように、日本人選手にとって世界で戦う中で最も苦手とする分野であるのも事実だ。欧米人やアフリカ人選手と比べて生まれつきの体格にハンデのあるアジア人選手にとっては、克服するのが困難な部分でもある。
しかし、 欧州ビッグクラブを含めた世界中のスカウトも利用している『Wyscout』が集めたデータを見てみると、この「デュエル」において果敢に戦いを挑み続けている日本人選手も存在する。
しかも、世界有数の大柄な選手がそろうドイツという国で。

アウクスブルクとのアウェイ戦に臨んだマインツデータ(Wyscoutより)
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151104-00010006-footballc-socc.view-001

データが示す武藤の攻守での貢献度

 10月31日の日本時間深夜、サッカーニュースの大きなトピックスとなったのが武藤嘉紀だ。
 アウクスブルクとのアウェイ戦に臨んだマインツは、前半30分までに武藤の2ゴールで2-0とリード。
しかし、ハーフタイム前にPKを与えて2-1で折り返すと、後半一気の2失点で2-3と逆転を許す。
それでもロスタイムに武藤がハットトリックとなるゴールを決めて3-3。勝ち点3は得られなかったものの、土壇場の勝ち点1でドローを引き寄せた。
 この3得点で武藤は今季11試合出場6得点とした。この11試合で6得点という結果は、ブンデスリーガでプレーする日本人選手の最多記録だという。
 日本では主にウインガーとして知られる武藤だが、マインツでは背番号9を背負い、2トップや1トップの違いはあれど出場11試合すべてでセンターFWとしてプレーしている。
その中でこの結果は十分に好スタートといえる。
 そして、武藤が得点同様に果敢にチャレンジしているのが「デュエル」だ。
 武藤は、このWWKアレーナでの一戦で90分を通して34回の「デュエル」を仕掛けている。
これは、CBのステファン・ベル、右サイドのパブロ・デ・ブラシスの35回に次ぐチーム2位の数。その差わずか1回だ。

 その内訳を見ると、地上でのチャレンジが23回で空中戦が11回。こちらもステファン・ベルの12回に次ぐ2位の数字。178cmとドイツでは小柄な部類となる武藤だが、決して逃げることなく空中戦で勝負を仕掛けているということ。
 より細かく見ていくと、攻撃でのチャレンジが13回、守備では5回。攻撃ではトップ下として並んで先発したユヌス・マリの17回に次ぐ2位。守備ではそのマリや左サイドのハイロの3回を上回る数字を残している。
 さらに、敵陣でのボールリカバリー数では前線の選手ではトップとなる3回を記録。武藤は攻撃・得点だけではなく、前線での守備やチームメイトのカバーリングという点でもチームに貢献している。

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