1: Egg ★@\(^o^)/ 2016/09/09(金) 21:36:08.62 ID:CAP_USER9
no title序盤にオマーンとヨルダンに連勝し、その貯金が最後に利いた2014年ブラジル・ワールドカップ最終予選同様、今回の2018年ロシア大会最終予選も最初の2連戦でスタートダッシュを見せたかった。

ところが、日本代表は肝心のホーム初戦のUAE戦(1日=埼玉)を1−2で落とすという最悪の出だしを余儀なくされた。続く第2戦のタイ戦(6日=バンコク)は地力の差を示し、原口元気(ヘルタ)と浅野拓磨(シュツットガルト)の得点で2−0で勝利したものの、現段階では勝ち点3のグループB3位にとどまっている。10月には勝ち点6で首位に立つオーストラリアとのアウェー戦も控えていて、全く息が抜けない状況だ。

98年フランス大会から5回連続でワールドカップ本戦への出場権を確保している日本にとって、最終予選初戦での黒星というのは過去にない出来事だ。その間、初戦で敗れたチームが本大会への出場権を獲得した例もアジアでは皆無ということで、いかに重大なミスを犯したかよく分かる。

初戦の敗因をカタール人のアルジャシム主審の不安定なジャッジに求める声も少なくないが、2失点した場面は日本のミスがきっかけになっている。その2つの場面にヴァイッド・ハリルホジッチ監督が抜擢した新戦力・大島僚太(川崎)が絡んだことも、見逃してはいけない点だ。

■大島起用への疑問…大舞台でスタメン抜擢の是非

そもそも「指揮官はなぜA代表未経験の大島をスタメンに選んだのか」という疑問は、今も残る。

2015年3月の就任以来、ハリルホジッチ監督は新戦力の起用に慎重な姿勢を貫いてきた。岡田武史監督(現FC今治代表)時代の2010年1月のイエメン戦(サナア)でA代表デビューを果たし、アルベルト・ザッケローニ体制時代に出場歴のある柏木陽介(浦和)を昨年10月のシリア(マスカット)、イラン(テヘラン)の2連戦で呼び戻した時も、イラン戦の後半26分から送り出して様子を見るところから始めた。

大島と同じリオデジャネイロ五輪世代の浅野拓磨(シュトゥットガルト)も比較的プレッシャーの少ない昨年8月の東アジアカップ(武漢)でテストし、今年6月のキリンカップ(ブルガリア、ボスニア・ヘルツェゴビナ)でも起用して、能力を確かめてから定着させた。「私の代表には序列がある」という発言に象徴される通り、彼は実績のない選手をごぼう抜きで先発に据えることを好まなかったはずだ。

にもかかわらず、極めて重要なUAE戦で大島の起用に踏み切った。1つの理由は柏木の負傷だろう。初戦を先行逃げ切りの形に持ち込むため、長谷部誠(フランクフルト)のパートナーに攻撃の起点になれるタイプを置きたかったのではないか。そこで柏木をファーストチョイスにしていたが、彼が左内転筋痛でプレー不可能となり、大島が急浮上した。リオ五輪本番で鋭い縦パスから攻めのスイッチを入れ、所属の川崎フロンターレでも前線の大久保嘉人、小林悠らを堂々と動かしている彼なら十分やれると判断し、指揮官はピッチに送り出した。

けれども、いきなりの大舞台は、やはり大島には重すぎた。コンビを組む長谷部にとっても、一度も公式戦でプレーしていない選手とベストパフォーマンスを見出すのは困難だ。2人が揃って前へ前へと行き過ぎた結果、日本は守備のリスクマネージメントが疎かになり、UAEにスキを与えてしまった。

つづく

GOAL 9月9日 17時58分配信
⇒なぜUAE戦の先発は大島僚太だったのか?W杯最終予選序盤の苦戦を招いたハリルホジッチ采配(Goal.com)

引用元: http://hayabusa8.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1473424568/

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