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◇パリ五輪アジア最終予選 日本2―1北朝鮮(2024年2月28日 国立)

 サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」(FIFAランク8位)は28日、東京・国立競技場で行われたパリ五輪アジア最終予選第2戦で北朝鮮(同9位)を2―1で下し、2大会連続6度目の五輪切符を獲得した。北朝鮮は12年ロンドン五輪以来、3大会ぶり3度目の五輪出場はならなかった。

 北朝鮮は前半26分に先制点を許すと、前半終了間際にはペナルティーエリア右でボールを受けたMFリ・ハクがグラウンダーのクロスをゴール前へ。エリア内のMFチェ・クンオクがヒールで合わせたが、日本のGK山下が体を伸ばしてゴールライン上でボールをかき出す執念のセーブ。決定的なチャンスを決められず、0―1で前半を折り返した。

 後半21分、リ・ユイル監督はFWキム・ヒヨンら3選手を前線に投入して得点を狙ったが、逆に同31分に追加点を献上。それでも同36分にはリ・ハクのパスカットから好機をつくり、途中出場のキム・ヒヨンがGKとの1対1を制してループシュートを決め、1点差に。その後も前がかりで攻めて日本ゴールに迫ったが、同点に追いつくことはできず試合終了のホイッスルを聞いた。

 試合後の会見で、リ・ユイル監督は「両チーム全力を尽くして素晴らしい内容だった。勝利を収めることはできず残念だったが今回の試合を通じて日本、北朝鮮のサッカーがさらに発展するきっかけになると思う」とコメント。続いて韓国メディアの男性記者が最初の質問に立ったが、「神経を逆なでするような質問をする媒体なので」と回答を拒否した。

 リ・ユイル監督は前日会見では、韓国メディアが、同国での呼称である「北韓」と呼ぶと「国の正式名称を言ってもらわないと答えられない」と質問を遮って不快感を示す一幕があった。

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全文はソースで 最終更新:2/28(水) 21:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/3c22d2fe0fc762c9eb362a23faabde9ba987d578

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