921: 2016/07/18(月) 12:25:19.13 ID:nbpZycBA0
【総括ACL】原博実副理事長 が日本勢のプレー傾向を振り返る
http://www.jleague.jp/news/article/6435/

日本勢のプレー傾向は、主に以下の6つに表れた。
(1)プレー、パス、タックルの数は多いが、アタッキグサードでの割合は低い
(2)ファウル数が多く、被ファウル数が少ない
(3)空中戦の勝率が低い
(4)セットプレーからの被シュート数が多い
(5)ペナルティエリア脇・30m侵入回数は多いが、ペナルティエリアへの侵入回数は少ない
(6)ボールを奪ってからシュートへ至るまでの時間が長い

もちろん各チームのスタイルがあり、後方でのボール回しが一概に悪いとは言えないが、
ゴールへ向かう意識は韓国や中国に比べて低いと言えるかもしれない。
ポゼッションで勝る日本勢がファウルを受けやすい傾向にあるはずだが、実際には逆のデータが出ている。
相手のスピードやフィジカルに圧倒され、無理な対応が増えているのかもしれない。
(3)は日本が抱える永遠のテーマだろう。韓国、中国勢がともに50%以上の勝率であるのに対し、日本は50%に到達せず
とりわけ自陣PA内の数値が低く、空中戦から失点を喫する危険性は高くなっている。
原副理事長は、「Jリーグではクロスが入ってくること自体が少ないと感じている。Kリーグの試合を見ていると、躊躇なくクロスを入れてくるし、
ロングボールもどんどん蹴ってくるから、空中戦の場面は日本の倍以上はある(という印象)。
また、ヘディングをやり合う機会が日本はスタイルとして少ない。これは少年サッカーから、そういう傾向にある。
こういうシーンが多くならないとフォワードもディフェンスもなかなか経験を積めない」と、現状の問題点を指摘した。

こうしたデータを踏まえ、原副理事長は次のように今大会の日本勢の戦いを総括した。
「韓国や中国とすれば、日本にボールを持たれるのはさほど怖くないと思っているはず。持たせたうえで、ボールを奪えば、素早くシュートにまで持ち込んでいく。
日本はファウルが多いので、リスタートからチャンスをつかめるという考えもあるだろうし、空中戦も強くないから、長いボールを蹴りやすい。
実際にリスタートでやられる試合は多かったし、空中戦に競り負けてピンチを招く場面も多かった。
それはデータ的にも表れていることだから、そこをいかに修正していくかが大きなテーマでしょう」

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