958: 名無しに人種はない@実況OK 2021/09/21(火) 17:38:38.29 ID:J6ajqz1M0
木村さんはいい記事書くな
⇒ウナイ・エメリの知る久保はいなかった。敵将の分析裏切る圧巻のパフォーマンス!(J-Sports)
(抜粋)
昨季久保を指揮したウナイ・エメリ監督は、彼のことを良くわかっている。“久保を止めるには守備に忙殺させれば良い”、というのが、エメリの結論だったと思う。

しかし、予想を裏切り久保とマジョルカの右サイドは耐えた。陣地的に押し込まれはしたが決して崩されることはなく、鋭いカウンターで押し返した。最初にベンチに下げられたのはエストゥピニャンの方だった。

絞って待つ久保のポジショニングが抜群に良かった。ゴールを背負って絞っているから、危険な対角線突破は許さない。近過ぎてトラップ&ダッシュで突破されることもなく、遠過ぎてプレスが間に合わないこともない、絶妙の距離感。エストゥピニャンの斜め前で待ち、彼にボールが渡れば迎えに行く。エストゥピニャンからすればドリブルで抜けるほど近くにはいないし、自由にさせてくれるほど遠くにはいない。

エメリは嫌らしく手を変え品を変えて執拗に久保のサイドを狙った。まるで、自分が知っている久保なら崩せる、と確信しているかのように。

これを15分ほど続けて効果がない、とわかるとエメリはエストゥピニャンを諦め、代わりにモレノのポジションを下げ、逆サイドからジェレミを持って来た。これで久保とモレノ、サストレとジェレミのペアとなったわけだが、ここから意外にも形勢が逆転する。

守備に忙殺されていた久保が、79分3人のマーク外してシュートすると、81分オフサイドでゴール取り消しとなったカウンターの起点となり、82分またもや3人のマークを引き連れてシュート、86分ボール出し担当後にリターンをもらいゴール前へ迫る――と立て続けに決定的な仕事をする。圧巻は88分、忠実に下がって味方と2対1を作ってボールを奪うと、リターンをもらってドリブルで突進。相手はファウルで止めるしかなかった。

「守備→攻守の切り替え→攻撃」とすべてに関与したこのプレーを、7割守っていた試合の88分にできる馬力が残っていたことには、綻びのなかった守備以上に驚かされた。

この頃打つ手がなくなったエメリ監督は、ベンチに座って顔を覆い、頭を抱えていた。久保を狙って崩せなかったばかりか、逆に残り10分、疲れさせたはずの久保に逆襲された。エメリが知っている久保ではなくなっていたのだ。

引用元: https://matsuri.5ch.net/test/read.cgi/football/1632102419/

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