576: 名無し@サカサカ10 2021/02/19(金) 02:19:27.28
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そういうサッカーに合わせることが当たり前になってくると、僕自身も「前へ」という選択をしなくなってきました。反復練習と一緒です。取ったら下げる、取ったら下げる、じゃないですけど、前を狙わない、攻め急がないってなると、それが染み付いて周りに合わせられるようになる。
「なんか、高徳、普通の選手じゃない? 大したことないね?」みたいに見られているのは感じています。評価は任せますけど、そういう理由もあるんですよ。
── Jリーグのサッカーやテンポに合わせた、と。
酒井 そうです。だから、最初に話したように、自分のレベルがそうなることは想定済みだったんです。だったら、意識を高くやればいいじゃんって言われても、そういうことじゃないんですよ。

──日本に世界の一流の選手が来て活躍ができないと、「環境が合わない」などと思われがちですが、サッカーの方法論が違いすぎることが原因になりうる。
酒井 あると思いますね。実際、トーマスは僕と同じタイミングぐらいで神戸にやって来て、最初はそういうことを考えずに自分の感覚だけでサッカーしていたから、すごい迫力のあるプレーを見せていた。
自分もそうだったのですごくわかります。そこは一緒ですね。チームに合わせなくちゃいけないと考えるようになってくると、少しずつプレーも変わってくるんですよね。
──それは成長なのか後退なのか。
酒井 難しいところです。でもそれを「後退」としてしまうと、言い訳にしているように聞こえてしまう。僕自身は「慣れ」だと思っています。
誰でもそうだと思いますが、環境に慣れていくじゃないですか。どれだけ自分が意識を高く持ってやっても、それに慣れてしまう。

そういう慣れは誰にもあることで、それを後退というかどうかは……。もちろんそのパフォーマンスを比較したら後退なのかもしれないけれど、僕らはサッカー選手であってプロフェッショナルで勝つためにサッカーをしていて、11人で勝たなきゃいけないからそれぞれが合わせていかなきゃいけない。

なるほどね、テンポを落とさないといけないって訳ね、でもJリーグの特徴だからねそれは、どのリーグにも特色ってあるからね、ブラジルなんかはもっとテンポが遅いしね

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