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過酷な連戦で“魔法“を取り戻した香川  攻撃時の「明晰なアイデア」を米メディアが評価

14日間で5試合目のシュツットガルト戦で躍動 今季8ゴール目をマーク

 ドルトムントは23日、ブンデスリーガ第31節でシュツットガルトと対戦し、3試合連続フル出場を果たした日本代表MF香川真司の今季8得点目などで 3-0の勝利を収めた。14日間で5試合目という過密日程の中で奮闘した”小さな魔法使い”は、米メディアから「ボール保持の際に明晰なプレーのアイデア がある」と高く評価されている。

 4-1-4-1システムで最前線のFWラモスの後方に位置するトップ下に入った香川は、2週間で5試合という強行日程の疲れを感じさせないパフォーマンスで、敵地での完勝に貢献した。

 米スポーツ専門テレビ局「ESPN」は、ここ6試合で4得点と好調な香川に10点満点で及第点の7点を与えている。MFムヒタリアンの10点、DFギンターの8点に次ぐ、チーム3位タイの評価だ。

「ムヒタリアンのおかげで、チームに1-0リードをもたらすシンプルなワンタッチゴールを決めた」

 寸評では前半21分の先制点をこう評している。ロイスとのワンツーで左サイドを突破したムヒタリアンが、中央に正確な高速クロスを供給。逆サイドから走り込み、DFの間隙を縫った香川が右足で合わせた。

「カガワはついに勢いを取り戻した」

 マンチェスター・シティへの移籍で、すでに合意に達したとレポートされている親友のイルカイ・ギュンドアンが出場機会を失う一方、トーマス・トゥヘル監督の信頼を再び手にした香川は、本来のストロングポイントを取り戻したと評価されている。

「カガワはついに勢いを取り戻したようだ。ボールを持っている際に明晰なアイデアを持っている」

 仕掛け、パスなどの選択肢に迷いがなくなり、トップ下で効果的な攻撃を生み出していたと高く評価されている。ドイツ国外でもかつての「KAGAWA」の 姿を取り戻したと評価されている男は、「もっともっと点を取っていきたい」と野心を漲らせている。残りのリーグ3試合での、さらなるゴールラッシュに期待 が集まる。


http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160424-00010014-soccermzw-socc
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