1: 砂漠のマスカレード ★ 2020/05/14(木) 14:07:08.20 ID:gCmpYwcj9

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ボローニャDF冨安健洋が再始動した。

 5月4日、イタリア政府による国民の活動制限が一部解禁され、セリエAの各クラブが選手を練習場に呼び集めつつ、少人数単位での練習を実施することが可能になった。

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 翌5日にはボローニャのカステルデボレ練習場にも第一陣として14人が集まり、その中に冨安の姿もあった。チーム全体の団体練習解禁は18日以降とされている。

 ボローニャの他にセリエAの3クラブを抱えるエミリア・ロマーニャ州は、感染中心地として最初に移動制限がかかった北部4州の1つだ。2月中旬、ジェノア戦を取材に行った際、1人暮らしで自炊していると聞いた冨安の身を心配していただけに、クラブ広報から元気だと伝え聞いて、ほっとした。

 練習再開を誰より喜んでいるのはミハイロビッチ監督かもしれない。

 白血病を患う身でありながらホテルでじっとしているのを心底嫌う闘将は、練習解禁と同時にグラウンドに顔を出し、腹筋運動やランニングで汗を流している。9日には、ソーシャルディスタンスを保ちながら選手たちと2カ月ぶりに再会した。慣れ親しんだ芝の上で、彼らもようやく自分たちの職場に帰ってきた実感を得たことだろう。

ローマが獲得に向けて熱視線?
 そんな折、「ローマが冨安獲得に熱入れる」という報道が出た。

『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などの現地メディアが報じたもので、“1000万ユーロあたりでの買取りを打診したローマに、最低2000万は積んでもらわないと話にならん! とボローニャが突っぱねた”という内容だった。

 セリエA再開の可否は18日の団体練習解禁を経て、この先、何らかの道筋がつけられる見込みだが、その前に冨安に対する現在の評価を考えてみたい。

“ボローニャの日本人テルツィーノ(=サイドバック)”は、今季のセリエAに新鮮なサプライズをもたらした。

 3月9日に中断した第26節までに20試合に出場し(すべて先発)、決めたアシストは2本。188cmのサイズを備えた冨安は、将来有望な本格派DFとして評価を固めつつある。

守備だけでなく展開力も目を見張る。
 カタログスペック止まりではなく、実戦で期待以上の働きを見せてきた。対人守備能力や当たりの強さはもちろん、縦へのスピードとドリブルでの展開力には目を見張る。攻撃の組立ては大きな武器で、ゲーム中に右サイドから前線を見通す冨安が放つ最初のパスが、チームにとって攻撃の足がかりとなる場面も多かった。

 敵地で強豪に逆転勝ちした第14節ナポリ戦は出色のパフォーマンスだった。細心の注意で危険の芽を正確に潰し、ボールキープの場面では肉弾戦も厭わない。攻めでも守りでも積極性を見せた。度胸も新人離れしていて、本当に今季セリエAデビューの21歳かと何度も目を疑った。

 マルチタスクを課されているせいで集中力が落ちる時間帯のあることや、ハイボールの競り合いなどに向上の余地があるとはいえ、SBもCBもできる冨安のような人材が1人いれば戦術の幅は大きく広がるのだから、彼を欲しがらない指導者は少ないだろう。

 現地紙記者が「まるでイタリアで生まれ育ったようにクラブにも新生活にもすぐに馴染んだ」と驚くように、順応性も問題ない。

 各クラブの強化担当者の頭にはすでに「トミヤス」の名が刻まれているはずだ。今年2月の対戦で煮え湯を飲まされたローマが、食指を動かしても何の不思議もない。

5/14(木) 11:41
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200514-00843496-number-socc

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