1: 砂漠のマスカレード ★@\(^o^)/ 2016/04/09(土) 12:56:47.91 ID:CAP_USER*.net
勝利至上主義が成長を阻害と指摘

ACミランの日本代表FW本田圭佑が近年凋落著しいイタリアサッカー界の低迷について、
「過去の成功モデルにしがみついている」と一刀両断している。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」のインタビューで語ったもの。

イタリアサッカーについて「嫌いな部分」と質問された本田は、率直な意見を傾けている。

「メンタリティーの部分で勝つことしか考えないから、リスクを負うのを好まない。それが変革にブレーキをかける。
イタリアの文化は、過去の成功にあまりにも縛られている。歴史的な出来事がたくさん存在するが、一般的に言えば、新たな改革が必要だ。
他のヨーロッパの国々に起きたように。ここは違う。イタリアのサッカーは多くの成功があった。そのモデルに縛られたままでいる」

本田はユベントス以外に欧州のカップ戦で競争力を持たない現実の要因に、勝利至上主義と呼ばれる独特のメンタリティーの存在を指摘。
かつて堅守を武器に「世界最強リーグ」と呼ばれたセリエAの旧態依然とした現状を、一刀両断している。

「僕が恋していた、あのミランではない」
そんなイタリアで、2年連続で欧州のカップ戦に出場できないミランは凋落の象徴となっている。
ミランの長きに渡る不振について質問されると、かつて「グランデ・ミラン」と呼ばれた名門と現在のミランが完全に別の存在であると強調している。

「多くの理由がある。このミランとすべてのタイトルを獲得していたミランとを混同してはならない。
ここに来た時、僕がテレビを観て恋していたあのミランではないことには気づいていた。
あのレベルに戻ろうとしているが、道は長い。技術的なクオリティーだけではなく、
特にグループの中の個々の選手のアイデンティティーだ。昔はその個性にテレビを観ながら、魅せられていた。

技術的なレベルは、あのビッグプレーヤーたちと僕は比べられない。
だから、彼らよりもさらに僕はプロ意識を高めなければならない。このメンタリティーを、クラブが伝えなければならない。
我々、選手たちは一緒に新しいミランを築いていく力を持たなければならない」

UEFAチャンピオンズリーグ(CL)を制覇したかつてのミランの名手と現在の選手を、同じ土俵に並べることはできないと本田自身も自覚している。
技術面でも個性でも届かない現状ならば、せめてプロ意識だけは高く持たなければいけないと主張している。

今季は約100億円の補強費を費やしたが、CL出場権獲得への道のりは遠い。ミランはかつての威光を取り戻すことができるのだろうか。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160409-00010002-soccermzw-socc
Soccer Magazine ZONE web 4月9日(土)8時13分配信

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