1: Egg ★@\(^o^)/ 2015/10/12(月) 11:17:53.25 ID:???*.net
 ハリルジャパンに“イエローカード”だ。日本代表は8日のロシアW杯アジア2次予選シリア戦に勝って、最終予選進出へ大きく前進した。徐々に戦いぶりが安定してきたが、一方で気掛かりなのがテレビ地上波中継の視聴率の伸び悩み。近年の代表戦では見られないほどの低迷が続いており、テレビ局からは悲鳴が上がっている。

 W杯アジア2次予選でE組2位と出遅れていた日本だが、最大のヤマ場だったシリア相手のアウェー戦で地力の違いを見せて首位に浮上。最終予選へ向けてようやく勢いが出てきた。

 対照的に、ピッチ外ではなかなか本来の“実力”を発揮できていない。「代表戦の数字(視聴率)はかなり厳しい状況が続いている。もちろん大会や試合時間によって上下動はあるけど、過去と比較して低い水準にあることは間違いない。もしかしたら“代表バブル”がはじけるかもしれないという不安はありますね」とは、今後代表戦の中継を予定する民放キー局関係者だ。

 日本代表の試合はテレビ局にとって言わずと知れたドル箱コンテンツで、テレビ離れが指摘される近年でも30~40%の高視聴率を連発してきた。しかしハリルジャパンになってから視聴率は大苦戦。初陣となった3月27日のチュニジア戦が平均13.6%で低調なスタート。注目が集まるW杯予選初戦の6月のシンガポール戦こそ22.0%とギリギリ及第点だったが、8月の東アジアカップでは盛り上がるはずの日韓戦で10.7%という衝撃的な低視聴率を記録した。同大会では3戦全てが10%台前半と低迷した。

 海外組を含めたベストメンバーが揃うW杯予選も9月3日のカンボジア戦が15・9%、同8日のアフガニスタン戦が18.4%。大一番だった先のシリア戦も16.2%と上昇する気配が全く見られない。今回の予選はここまで全て試合開始時間をゴールデン&プライムタイムに設定してこの数字なのだから、もはや“危険水域”と言っていいだろう。

「メンバーに新鮮味がないし、サッカー自体も単調で面白くないのが原因ではないか。このままだと、営業がかなりキツくなってくる」と民放関係者。“日本代表ブランド”が下落し、試合中継時のスポンサー集めやCM枠の価格に影響を及ぼすと懸念されているのだ。

 しかもここにきてラグビー人気が急上昇。開催中のW杯イングランド大会で日本代表が強豪・南アフリカから歴史的金星を挙げると、スコットランド戦(9月23日)で平均15.0%、3日のサモア戦ではハリルジャパンを上回る同19.3%をたたき出した。次回W杯は2019年日本開催だけに、今後はラグビーにドル箱コンテンツの座を脅かされる可能性もある。

 実力、華やかさ、そして視聴率。ないないづくしのハリルジャパンは人気を取り戻せるか。

⇒ハリルジャパン ピッチ上では復活の兆しも…視聴率は低迷(東スポ)

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