1: YG防衛軍 ★@\(^o^)/ 2015/10/09(金) 14:25:40.02 ID:???*.net
 バスクの地方紙に執筆する、あるベテラン記者が言った。

「タカ(乾)って、こんなに走る選手だったのか」

 リーガ第7節、ラスパルマス対エイバル戦の試合後のことだ。乾は先発でプレーし、エイバルは0-2で勝っている。

 ベテラン記者は続ける。

「たぶん、エイバルの関係者もそれを知らずに獲得したはずだ。キレのあるドリブラー、
というのが彼に関する唯一の情報だったから」

 乾貴士に対して周囲が抱くイメージに、変化が見られつつある。

 当初は誰もが乾のことを、ドリブラーやテクニシャン、いわば天才肌の選手だと見ていた。
乾を紹介する現地記事にも「ドリブル」という言葉が頻出した。しかし蓋をあけてみると、
彼らが目にしたのは、攻守に走る乾の姿だ。

走らないと、試合に出られないという現実。

 味方がボールを持つと、全力でスペースへ走り抜ける。単独でドリブルを仕掛けることもあるが、
印象に残るのは、むしろしっかりとつなぎ、複数で崩していこうとする姿勢だ。

 攻撃だけではない。守備時には相手のサイドバックを自陣深くまで追いかける。
先発した過去3試合では、チーム有数の走行距離を出した。

 走る乾。

 そんなイメージが、スペインで定着しつつある。

「ここでは守備も含めて走らないといけない。やらないと、試合に出られないので」

 乾は当然とばかりにそう言った。

 現在のエイバルは、最終ラインから前線までが試合を通して走りきる、リーガの中でも極めて運動量の多い
サッカーを見せ、それが結果につながっている。

 7節終了時で勝ち点は12。6位デポルティーボと勝ち点で並び、ヨーロッパリーグ出場圏内を争う。
アトレティコとは勝ち点1差、レアル・マドリーとバルサの2強との差もわずか3だ。

 序盤から100%を出し切るエイバルのサッカーに「これが1シーズンもつのか?」という疑問はつきまとうものの、
リーガ最小クラブの躍進は今季のトピックのひとつになっている。

続きは↓の記事から
http://number.bunshun.jp/articles/-/824288

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