1: 豆次郎 ★ 2019/07/03(水) 17:29:46.08
7/3(水) 16:40配信
【なでしこジャパンの暗闘 東京五輪に光はあるか 最終回】今年の某月某日。昨季までなでしこリーグ3季連続の得点王を獲得し、念願のリーグMVPにも輝いたFW田中美南(25=日テレ)は元なでしこジャパンのXと食事をともにしていた。まだW杯メンバー発表前のことだが、このとき、田中美は自身の置かれた状況を悟っていた。「たぶん、私はメンバーに入らないと思います」

この言葉を聞いたXは「大丈夫。W杯は今回で終わりじゃないよ。とにかく結果を出し続けて。この世界、結局最後は結果を出したもん勝ちなんだから」と励ました後に「それにしても美南を使わないなんて、点を取る気があるのかな」と独り言を口にしたという。

抜群の得点力を誇る田中美のW杯落選は様々な波紋を呼んだ。日テレからは最多の10人が選出されたが、その頂点にいるはずのエースは高倉麻子監督(51)の構想から外れた。指揮官は「彼女にチャンスは与えた。だが、彼女は私の期待に応えられなかった。それだけのこと」と関係者に話している。田中美の決定力は尊重しているものの代表では生かせないという判断だった。

クラブで活躍していても代表チームでは輝けない選手は、女子に限らず、山ほどいる。ただ今回のW杯で敗退した際に高倉監督は、得点力不足については個人のレベルアップを求めた。これには国内リーグの現場からは「圧倒的な個の力を持つ田中の落選との整合性がとれていない発言」と反発の声も出ていた。

リスクマネジメントの面で経験不足を露呈した指揮官。年代別大会の成功体験もフル代表では生かされず、采配でも後手に回り、勝負どころで流れを変えるような策も打てなかった。1年後の東京五輪の選手登録枠は、W杯より5人も少ない18人。無駄のない選手選考、勝ち上がるための戦略、監督の采配力の向上など課題は山積みだ。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190703-00000037-tospoweb-socc
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