1: 砂漠のマスカレード ★ 2019/04/05(金) 17:15:32.68 ID:RUkI36t29
2018年12月。Jリーグの年間表彰式「Jリーグアウォーズ」で、最も注目されたMVPに輝いたのは川崎フロンターレのMF家長昭博だった。

川崎に加入してから2年目にしてリーグ連覇に大きく貢献したことが評価されての初受賞。

「このような名誉ある賞を、6得点7アシストという平々凡々な記録でもらうのは心苦しいですけど、本当にありがとうございます」

控え目な受賞スピーチからは謙虚さがにじみ出ていた。それはピッチで見せる姿においても多少、似ているところがあるのかもしれない。プレースタイルは淡々としていて、あまり感情を表に出すタイプでもない。

ただ、現在32歳の家長がJリーグを代表する選手へと成長した背景には、数々の経験に裏打ちされた“何か”があるからではないか――。

去年からそれを聞いてみたいと思っていた。ただ、周辺から聞こえてくるのは、家長は“気難しい”、“本音を中々話さない”という声。

もちろん、元々口数が少ない選手なのだろう。だからこそ、彼の本心と素顔に迫りたいと思い、インタビューを申し出た。
話を聞くうち、そこには、これまでのイメージが180度覆るほど、人間味あふれる“家長昭博”の姿があった。

昨年のJリーグMVP、それも元日本代表選手というトップアスリートを前に、初対面でこんなことをいきなり聞くのは失礼だと思ったが、すでに口が先走っていた。

「家長選手は取材が嫌いだと聞いたのですが」

すると、家長は表情を変えず淡々とこう答える。

「別に好んで出たい感じはないんです。それに自分からはそういう風に言っていないんですよ。
『取材は好きか、嫌いか?』と聞かれたら、『あまり好きではないかもしれないです』と言うだけです。それにあまり目立ちたいとかもなくて」

そう言われると少し身構えてしまいそうだが、第一印象として私は決してそうは思わなかった。

むしろ、家長から感じる雰囲気や話し言葉で、周囲が半ば強引に“気難しい”と思ってしまっている部分が、多少なりともあるのではないか。

決して心を開かない選手ではなく、自分のことをより客観的にとらえ、物事を深く考えているプロサッカー選手だった。

https://news.yahoo.co.jp/byline/kimmyungwook/20190405-00120122/
4/5(金) 11:00



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