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マンCがプレミア天王山を制す! リヴァプールはリーグ21戦目で初黒星

今季リーグ戦20試合負けなしで首位独走するリヴァプールと、年末にまさかの2連敗を喫したものの、7ポイント差でリヴァプールを追う2位マンチェスター・Cによる実質プレミアリーグ“決勝戦”が、マンチェスター・Cの本拠地エティハド・スタジアムで行われた。

 ホームのマンチェスター・Cは守護神エデルソンやダビド・シルバ、セルヒオ・アグエロが先発出場。また、左サイドバックには最近裏をつかれがちなファビアン・デルフではなく、普段センターバックを務めるアイメリク・ラポルテが配置された。なお、出場が予想されていたケヴィン・デ・ブライネやリヤド・マフレズはベンチスタートとなっている。

 アウェイのリヴァプールはサディオ・マネ、ロベルト・フィルミーノ、モハメド・サラーの3トップがもちろんスタメン入り。一方で今季好調のジェルダン・シャキリはベンチスタートとなっており、中盤にはジェイムズ・ミルナー、ジョーダン・ヘンダーソン、ジョルジニオ・ワイナルドゥムが名を連ねた。

 試合は開始早々から両者フルパワー。素早いプレッシングと激しいボディコンタクトが繰り広げられた。そして17分、リヴァプールが先手を打つ。マネが中央で抜け出すとGKとの1対1で左にシュート。これは惜しくもポストに阻まれたが、こぼれ球をジョン・ストーンズがクリアするとGKエデルソンに当たり、クリアボールはゴールへ。まさかの形でリヴァプールが先制に成功したかと思われたが、ゴールラインギリギリでストーンズがクリアに成功。なんとかオウンゴールを避けた。

 次はマンチェスター・Cにチャンス。28分、スターリングが右サイドを抜け出すと中央のD・シルバに折り返し。フリーのシルバは左足シュートを放ったが、これはフィルジル・ファン・ダイクが身体でブロックし、ゴールを許さなかった。

 そして迎えた40分、均衡を打ち破ったのはマンチェスター・Cの不動のエース、アグエロだった。左サイドでレロイ・サネやラポルテが果敢にクロスを供給。しかしこれは何度もブロックされると、今度はベルナルド・シウヴァが左サイドからクロスを挙げた。すると、アグエロがニアでワンタッチから左足一閃。角度がないところから強烈なシュートをニア上に突き刺し、マンチェスター・Cに貴重な先制点をもたらした。

 1-0のマンチェスター・Cのリードで後半を迎えると、57分にリヴァプールのユルゲン・クロップ監督が動く。ミルナーを下げ、今夏モナコから獲得したファビーニョを投入し、中盤のバランスを重視させた。

 試合はその後も熱戦を繰り広げると、64分にネットが揺れた。トレント・アレクサンダー・アーノルドが右サイドからアーリークロスを挙げるとファーサイドでロバートソンがワンタッチで折り返し。するとこれにフィルミーノが反応しヘディングでゴール。リヴァプールが試合を振り出しに戻した。

 失点したマンチェスター・Cはすぐさまシルバを下げギュンドアンを投入。攻勢にでると72分、スターリングが中央でボールを運びペナルティエリア左手前のサネへパス。サネはすぐさま左足で抑えたシュートを放つと、これは右ポストへあたりながらゴールに吸い込まれた。

 わずか7分で勝ち越しを許したリヴァプールはマネを下げシャチリをピッチへ。また86分にはワイナルドゥムを下げダニエル・スタリッジを投入し、同点弾を目指し、果敢に攻めにでた。

 一方のマンチェスター・Cはラポルテをカイル・ウォーカーと交代。また、ヴァンサン・コンパニを下げ、ニコラス・オタメンディをピッチへ入れ、守備を万全に。逃げ切りを図った。

 84分にはサラーがシュート。90分にはB・シウヴァとスターリングが良いシュートを放ったが、どれも互いの守護神が好セーブ。ゴールネットはなかなか揺れなかった。

 そして試合はこのまま終了。マンチェスター・Cが首位リヴァプールを打ち破り、勝ち点差を「4」に詰めた。なお、リヴァプールはリーグ戦21試合目にして初黒星を喫することとなった。

 次節、マンチェスター・Cはウルヴァーハンプトン・ワンダラーズと、リヴァプールはブライトンと対戦する。

【スコア】
マンチェスター・C 2-1 リヴァプール

【得点者】
1-0 40分 セルヒオ・アグエロ(マンチェスター・C)
1-1 64分 フィルミーノ(リヴァプール)
2-1 72分 サネ(マンチェスター・C)

【スターティングメンバー】
マンチェスター・C(4ー3ー3)
エデルソン;ダニーロ、ストーンズ、コンパニ(88分 オタメンディ)、ラポルテ(86分 K・ウォーカー);シルバ(65分 ギュンドアン)、フェルナンジーニョ、B・シウヴァ;スターリング、アグエロ、サネ

リヴァプール(4-3-3)
アリソン;アーノルド、ファン・ダイク、ロヴレン、ロバートソン;ワイナルドゥム(86分 スタリッジ)、ヘンダーソン、ミルナー(57分 ファビーニョ);フィルミーノ、マネ(77分 シャチリ)、サラー

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190104-00886379-soccerk-socc





プレミアリーグ第21節が、1月1日から3日にかけて各地で行われた。

 注目カードは首位リヴァプールと2位マンチェスター・Cの一戦。勝ち点差「7」を詰めたいマンチェスター・Cは一時は同点にされたが、レロイ・サネの勝ち越しゴールが決勝点となり2-1勝利を飾った。リヴァプールは無敗記録が「20」でストップ。リーグ戦初黒星を喫し、勝ち点差は「4」となった。

 3位のトッテナムはカーディフ・シティに3発快勝。4位チェルシーはDF吉田麻也の好プレーに何度もチャンスを阻まれ、サウサンプトンとドロー決着となっている。

 オーレ・グンナー・スールシャール新体制の6位マンチェスター・Uは、FW武藤嘉紀が途中出場したニューカッスルに2-0勝利。ただ、5位アーセナルがフルアムに4-1で白星を挙げたため、勝ち点差は「3」のままとなっている。

 なお、FW岡崎慎司の所属するレスターは1-0でエヴァートンに勝利した。

 プレミアリーグ第21節の結果は以下の通り。次節は1月12日から14日にかけて行われる。


■プレミアリーグ第21節

エヴァートン 0-1 レスター
アーセナル 4-1 フルアム
カーディフ・シティ 0-3 トッテナム
ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズ 0-2 クリスタル・パレス
チェルシー 0-0 サウサンプトン
ボーンマス 3-3 ワトフォード
ウェストハム 2-2 ブライトン
ハダースフィールド 1-2 バーンリー
ニューカッスル 0-2 マンチェスター・U
マンチェスター・C 2-1 リヴァプール


■プレミアリーグ第21節終了時順位

1位 リヴァプール(勝ち点54)
2位 マンチェスター・C(勝ち点50)
3位 トッテナム(勝ち点48)
4位 チェルシー(勝ち点44)
=========CL===========
5位 アーセナル(勝ち点41)
=========EL===========
6位 マンチェスター・U(勝ち点38)
7位 レスター(勝ち点31)
8位 ワトフォード(勝ち点29)
9位 ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズ(勝ち点29)
10位 ウェストハム(勝ち点28)
11位 エヴァートン(勝ち点27)
12位 ボーンマス(勝ち点27)
13位 ブライトン(勝ち点26)
14位 クリスタル・パレス(勝ち点22)
15位 ニューカッスル(勝ち点18)
16位 バーンリー(勝ち点18)
17位 カーディフ(勝ち点18)
=========降格==========
18位 サウサンプトン(勝ち点16)
19位 フルアム(勝ち点14)
20位 ハダースフィールド(勝ち点10)


■プレミアリーグ第22節対戦カード

ウェストハム vs アーセナル
バーンリー vs フルアム
クリスタル・パレス vs ワトフォード
カーディフ・シティ vs ハダースフィールド
ブライトン vs リヴァプール
レスター vs サウサンプトン
チェルシー vs ニューカッスル
エヴァートン vs ボーンマス
トッテナム vs マンチェスター・U
マンチェスター・C vs ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズ

SOCCER KING

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190104-00886403-soccerk-socc



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