1: pathos ★ 2019/01/01(火) 12:11:26.44 _USER9
サッカー日本代表と東京五輪代表(U―22日本代表)の森保一監督(50)が報道各社のインタビューに応じ、2019年の抱負を語った。直近に控えるアジア杯(5日開幕・UAE)では、ロシアW杯で示した日本人らしい戦いで、2大会ぶりの優勝を目指す考え。今年の志を「昇」と表現した指揮官は、監督就任2年目では、日本代表からの引退を表明したMF長谷部誠(34)=フランクフルト=、本田圭佑(32)=メルボルンV=らOBを招き、経験を伝える場を設けるプランも明かした。(取材・構成=内田 知宏)

―ロシアW杯にコーチとして同行し、その後にA代表監督就任。東京五輪代表との兼任監督になりました。2018年を振り返ってください。

「目まぐるしく自分の置かれた環境が変わっていくというか、景色が変わっていく一年だった。名刺の肩書も変わっていきました。それまでも無我夢中でやっていく、全力疾走するという気持ちでやっていました。それがさらに加速していった感じです」

―A代表ではすぐにアジア杯が開幕します。

「世界での戦いというのは、もちろん違う戦いになるが、我々が強ければアジアであっても世界であっても変わりはない。分析・研究することは大切だと思うけど、相手にとらわれすぎて、我々の力、自分たちの力を発揮できないということにならないようにしたい。我々ができれば相手は関係ないというのは選手に伝えていきたいと思う」

―現役時代に92年アジア杯(広島)で優勝しています。当時の体験は生かされますか。

「勝った喜びをまた味わいたいなと思う。優勝の喜びは何度味わっても良いと思うので、あの時の優勝した後の幸せな気持ちにまたなれるようなモチベーションを持ってやっていきたいと思う」

―今年、兼任監督ならではのプランはありますか。

「(A代表と五輪代表の)合同合宿をやりたいですね。長谷部、本田もそうですけど、代表を引退したという選手にも時間があれば(合宿に)足を運んでもらって、いろんなことを伝えてもらいたい」

―練習も一緒に?

「はい。また、オフ・ザ・ピッチの場でも何か話してもらえるとか、機会でもあれば。若い選手たちは刺激になるかなと思います。より選手に近い、あるいは同じ目線でしゃべれる、経験のある選手が伝えることで、響くこともすごく多くあるかなと思っている。若い時にやはりベテランの選手から受けた影響は大きいので、そういうことを私が環境作りをして、今、プレーしている選手たちに何かできればなぁと思いますけど」

―今年も目まぐるしさは変わらないと思います。目標を漢字一字でお願いします。

「一番最初に出てきたのは『昇』。『のぼる』の漢字が、(上る、登るなど)違ってもいいかな。常に自分とチームが成長曲線の中にいられるようにしたい。常に上に進めればいいですけど、歩みを止める、前進することが難しくなることもあるけど、上を見ていきたいな、と思う」

―カタールW杯へ向けた予選(開幕未定)も始まると見られます。

「カタールではベスト16の壁を越えたいという思いを持って、やっている。ロシアW杯は日本代表を応援してくれている人にも、日本は世界と対等に戦えるんだ。自信を持って戦えると思ってもらえたと思いますが、最後はベスト16で負けた。これまで以上にはならなかった。自信とともに悔しさを持って、選手とスタッフで次の壁を乗り越えたいと思っている」

◆92年広島アジア杯

ハンス・オフト監督に率いられた日本は1次リーグを1勝2分けで1位突破。決勝は前半36分にFW高木琢也が決めたゴールを守り、サウジアラビアを1―0で下して初優勝。MVPにはFW三浦知良が選ばれ、翌年開幕するJリーグに向けサッカー熱が高まった。森保は決勝以外の4試合にMFで先発した。
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https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181231-00000254-sph-socc

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