1: Egg ★ 2018/12/12(水) 06:10:12.69 _USER9
森保ジャパンからなでしこジャパン、ビーチサッカー、そしてフットサルまで、年代別を含めたすべての日本代表チームが臨む2019年の大会スケジュールが11日、日本サッカー協会(JFA)から発表された。

今秋の発足後に行われた国際親善試合で4勝1分けと好スタートを切った森保ジャパンは、初めての公式戦となる来年1月のアジアカップ・UAE(アラブ首長国連邦)大会に続き、同6月にブラジルで開催されるコパ・アメリカ(南米選手権)にも参戦することが正式に決まった。

東京・文京区のJFAハウスで、すべての代表監督とともに記者会見に臨んだ森保一監督は、2つの大陸選手権の舞台に立つ意義をこう語った。

「アジアカップは(森保ジャパンとしての)初タイトルをかけて戦うなかで、チームの融合をさらに進めていけるように、結果も出せるように頑張っていきたい。アウェイでの貴重な経験の場となるコパ・アメリカは、本気の南米勢にチーム力をもって戦うなかで、さらに成長できるものを見つけて次へ向かっていければ。南米のチームには、我々が学ばなければいけないことがまだまだたくさんあるので」

アジアカップに臨む代表23人は、今日12日に発表される。森保ジャパンの象徴となりつつある2列目トリオ、中島翔哉(ポルティモネンセSC)、南野拓実(ザルツブルク)、堂安律(FCフローニンゲン)をはじめとする主力組が順当に選出されるはずだが、だからと言って同じメンバーがそのままコパ・アメリカの舞台に立つ可能性はゼロに近いと言わざるを得ない。

国際サッカー連盟(FIFA)には、大陸選手権で選手を招集する際に各国協会がもつ拘束力を、1年で1大会のみとする規定がある。これに照らし合わせれば、アジアカップに招集した選手たちを再びコパ・アメリカへ呼び寄せるプランは、現実性を伴わないと言っていい。

原則として4年に一度開催されるコパ・アメリカへ、JFAは今年の早い段階から招待を受けてきた。過去にも招待されながら、2011年大会は東日本大震災の発生に伴う国内の過密日程の調整がつかず、2015年大会ではベストメンバーのA代表の派遣が難しいという理由で辞退している。

特に2015年大会は、1月にアジアカップ・オーストラリア大会が開催されていた点が、改正されたばかりの件のFIFA規定に抵触した。一時はリオデジャネイロ五輪出場を目指していたU-22代表を派遣するプランも検討されたが、A代表でなければ南米サッカー連盟(CONMEBOL)に対して失礼になる、という声が多勢を占め、最終的には辞退を決断した。

ならば、正式に参戦を決めた今大会は、規定をどのようにとらえているのか。記者会見に同席したJFAの関塚隆技術委員長は、コパ・アメリカへ向けて「しっかりしたA代表で臨みたい」と明言。そのうえで、2つの大陸選手権をこう位置づけている。

「両大会に出てはいけない、という規定はないので。そこのところはご理解いただければ」

確かにFIFAの規定は各国協会の拘束力を制限するものであり、同一選手が1年間に2つの大陸選手権に出場すること自体は禁じていない。ただ、たとえばアジアカップに出場した日本代表選手がコパ・アメリカにも出場するには、個々の所属クラブの全面的な協力を得なければ何も始まらない。

つづく
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12/12(水) 6:00配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181212-00010001-wordleafs-socc

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