1: 名無し@サポーター 2024/04/30(火) 04:32:01.57

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現地時間29日、パリ五輪最終予選を兼ねたAFC U-23アジアカップ カタール2024は準決勝が行われ、日本代表はイラク代表と対戦した。

勝てば決勝進出、そしてパリ五輪出場権獲得となる大一番を迎えた日本。カタール代表との準々決勝から佐藤恵允、山本理仁に代わって平河悠、荒木遼太郎が先発し、山田楓喜、松木玖生、藤田譲瑠チマら9人はカタール戦から変わらない布陣で臨んだ。

日本は立ち上がりからドリブルで運べる平河、大畑が絡む左サイドが起点となり、ボールも保持して優位に試合を進める。10分には藤田からの縦パスを受けた荒木が前を向いてスルーパスを通す。抜け出した細谷真大が決定機を迎えるが、左足でのシュートはGKハサンにコースを消されてブロックされた。

イラクも前線の高い個人技で反撃。11分、左サイドでボールを受けたジャシムがカットインしてシュートを放つも、これはGK小久保玲央ブライアンが一度ははじきながらもしっかりと抑えた。

試合が動いたのは28分、藤田のロングパスに抜け出した細谷がエリア内左で浮き球をコントロールすると、寄せに来たタシーンを背負いながらも上手く反転してやり過ごし、右足でゴール右へと流し込んで日本が均衡を破った。

先制を許したイラクは33分にアクシデントが発生。足の指を痛めた長身ストライカーのアフメドがファディルとの負傷交代を強いられた。

攻勢を続ける日本は42分、左サイドで粘ってキープした大畑が中央の藤田に預けると、藤田がダイレクトでエリア内に落とす。これに呼応した荒木が抜け出し、GKとの1対1で冷静にゴール右へと沈めて日本が大きな追加点を挙げる。

後半、2点を追うイラクが前掛かりになって日本ゴールへと迫る。特に左サイドから独特のリズムで仕掛けてくるジャシムの個人技に手を焼くが、日本もカウンターからさらなる追加点を狙いに行く。48分、大畑の左サイドからの折り返しをニアサイドに走り込んだ山田がヒールで合わせるも左のポストを叩く。

66分にはペナルティーエリア左で縦に仕掛けた平河の折り返しをファーサイドの細谷が頭で合わせるも、右のポストを直撃。試合を決める3点目がなかなか入らない。73分には山田に代えて藤尾翔太を投入した。

イラクも74分、カウンターからロングパスに抜けたモハンメドの折り返しをニアサイドに走り込んだアザドが合わせるも、ここは高井幸大がブロックしてクロスバーを叩いた。

逃げ切りも視野に入る時間帯の80分、日本は荒木と松木に代えて佐藤と川崎颯太を投入。終盤は疲れも見える日本がイラクの猛攻に押し込まれる展開となるが、最後のところで守備陣が体を張って決定機を許さず。90分には細谷と大畑を下げて西尾隆矢と内野航太郎を投入し逃げ切りを図る。

アディショナルタイムの5分間もイラクに決定機を与えないまま完封した日本が、ウズベキスタン代表の待つ決勝戦へと駒を進め、8大会連続となる五輪出場を決めた。

敗れたイラクはインドネシア代表との3位決定戦へと回り、3位になればパリ五輪の出場権を獲得し、敗れればアフリカ予選4位のギニア代表と五輪出場権を争う「大陸間プレーオフ」に出場することとなる。

■試合結果
U-23日本 2-0 U-23イラク

■得点者
U-23日本:細谷(28分)、荒木(42分)

Goal.com
https://news.yahoo.co.jp/articles/533b08592125764a3102e38c185ee7bd31a6f584








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