1: Egg ★@\(^o^)/ 2016/01/29(金) 13:58:21.22 ID:CAP_USER*.net
AFC・U-23選手権の決勝戦で激突する日本と韓国。試合前にひとりの韓国人選手の発言が物議をかもしている。
歴史問題でもある“慰安婦”に触れて、日本を挑発したともとれる発言だった。果たしてこれは真実なのか? 韓国人記者の協力のもと検証する。

AFC・U-23選手権の準決勝イラク戦に勝利し、リオ五輪出場を決めたU-23日本代表は30日に韓国との決勝戦を行う。
この日韓決勝戦を前に、ひとりの韓国代表選手の発言が話題となっている。それは、南野拓実と同じザルツブルクに所属するファン・フイチャンだ。

韓国紙『中央日報』によれば、「慰安婦問題の話しも多く出ており、歴史的な部分もあるから、最後の試合は絶対に勝たなければならない」と語ったという。
『イルガンスポーツ』や『スポーツ朝鮮』も同様の発言を伝えている。

慰安婦問題は昨年12月、日韓両外相が「最終的かつ不可逆的に解決」されることで合意したが、
ソウル市内の日本大使館前に置かれた少女像をめぐる解釈の違いなどもあり最終解決していない。
彼の発言はそんな両国民の感情を逆なでしかねないものだった。日本でも、『中央日報』を引用して報道するメディアもあった。

だが、本当に彼はこのような挑発するような発言をしたのだろうか。

韓国紙『聯合ニュース』や韓国TV局『KBS』は、ファン・フイチャンの発言を
「慰安婦問題の話しも多く出ており、歴史的な部分もあるけど、最後ということもあり良い試合にしたい」と伝えている。

■スポーツに政治・歴史問題を持ち込む意図があったのか?

2つの発言には似て非なる部分がある。それは、
「歴史的な部分もある“から”勝ちたい」なのか、「歴史的な部分もある“けど”勝ちたい」なのか、だ。

細かな違いかと思われるかもしれないが、前者であれば政治的・歴史的な視点をスポーツに持ち込んだことになるが、
後者であればそれとは間逆に、スポーツは政治的な問題とは無関係だと主張しているニュアンスとなる。

「から」か「けど」のどちらが真実なのかによって、発言の意味合いは大きく異なるのだ。
では、どちらが真実であるのか。韓国サッカーに精通する韓国人記者のスティーブ・ハン氏にそれぞれの韓国メディアの記事を分析してもらった。

ハン氏は「歴史的な部分もあるけど」が正しいニュアンスと指摘。
韓国メディアが両国民の感情を逆なでさせるような発言をファン・フイチャンから意図的に引き出そうとしたが、選手がそれに乗り気ではなかったため、
発言を作り変えた可能性があると分析する(どの韓国メディアがファン・フイチャンから真意ではない発言を引き出そうとしたのかは定かではない)。

このときの取材では、まず日本とのライバル関係について質問があり、その後別の質問、最後に慰安婦問題についての質問があった。
つまり、慰安婦問題とサッカーを結びつけようという意図は選手側にはなかった。

また、ハン氏によればザルツブルクでチームメイトであるファン・フイチャンと南野は非常に仲が良く良好な関係にあり、日本に対するネガティブな印象は持っていないとのことだ。
そして、同氏はファン・フイチャンの本当の発言は政治的な問題とスポーツは無関係であることを主張する主旨だと分析する。

>>2以降につづく

フットボールチャンネル 1月29日(金)11時37分配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160129-00010008-footballc-socc&p=2

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