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武藤の相棒が、香川のライバルに? ドルトムント、マリ獲得に傾く

マインツに、主軸選手を失う可能性がある。マンチェスター・ユナイテッドからの興味が伝えられるFW武藤嘉紀のほか、MFユヌス・マリにも他クラブから熱 視線が向けられているようだ。ドイツ『キッカー』『ビルト』など複数メディアによると、最も関心を抱いているのはボルシア・ドルトムントだという。

トップ下を本職とするマリは2011年夏にボルシア・メンヒェングラッドバッハのU-19チームからマインツに加入。今シーズンは前半戦だけですでに8 ゴールを決め、7得点を記録した武藤とともにマインツの主な得点源となっている。元U-21ドイツ代表MFは昨年11月にはトルコA代表の国際親善試合で デビューを果たし、好調なシーズンを過ごしている最中だ。

以前からシャルケやトッテナムが獲得に動いているとも報道されたが、ここにきてどうやら最も具体的な動きを見せているのは元マインツ指揮官のトーマス・ トゥヘル監督が率いるドルトムントのようだ。『キッカー』によれば、ドルトムントは1カ月半前に、代理人を通じて同選手と接触したという。

しかしながら同メディアは、マインツ側はマリの売却を検討するのは今シーズン終了後だとしている。同選手のマインツとの契約には今冬に行使可能な契約解除 条項が盛り込まれておらず、マインツ側が移籍金1000万ユーロ前後(約12億8000万円)で手放す可能性があるのは夏以降だとしている。

一方『ビルト』の報道によると、ドルトムントはマリの今冬の獲得を諦めておらず、マリ獲得に向けて移籍金1200万ユーロ(約15億3800万円)を提示 すると予想。さらにドルトムントで出場機会が少ないコロンビア代表FWアドリアン・ラモスをトレード要員としてオファーするという。

冬の移籍市場では代役を見つけるのが困難であることを理由に挙げ、昨年1月にはFW岡崎慎司のレスター・シティ行きを断ったマインツ。クリスティアン・ハ イデルGM(ゼネラルマネジャー)は過去、A・ラモスの獲得を試みたことがある。実際にドルトムントからオファーを受けたならば、心が動くことも予想され る。

マリが加入したならば、ドルトムントでMF香川真司とポジションを争う可能性もある。現在マインツで武藤ら攻撃陣をリードするマリが、香川のライバルになるのだろうか?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160115-00000028-goal-socc
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