1: 名無し@サカサカ10 2018/08/17(金) 22:37:27.98 _USER9
今シーズンから本格的にイングランドでの挑戦に臨んでいる井手口陽介だが、序盤にして早くも窮地に立たされている 
  
 今年1月にガンバ大阪からリーズに加入した井手口だったが、イングランドでの就労ビザの関係により、すぐさまスペイン2部のクルトゥラル・レオネサに期限付きで移籍。しかし、出場機会を満足に得られないままレンタルバックされ、今夏に新たに就任したマルセロ・ビエルサ監督の下で再出発を切っていた。

 しかし、6試合中3試合に出場したプレシーズンでのプレー内容をビエルサ監督に「いまの彼は、どのポジションでも2番手までの選択肢に入っていない」と断じられ、2部リーグ戦、そして国内カップ戦の公式戦3試合でいずれもメンバー外となり、欧州の移籍市場で開いている8月中に移籍するかどうかの決断を迫られている。

 そんな古豪リーズで悪戦苦闘の日々を過ごす21歳の若武者を取り上げたのが、英サッカー専門メディア『Football League World』だ。

 日々、イングランドの2部以下の下部リーグを中心に情報を発信しているコアな同メディアは、「リーズは21歳の若者をローンで出すべきか? 残すべきか?」と銘打ち、緊急討論を実施した。

 緊急的に開催された討論会で、まず「貸し出すべきだ」と訴えたのは、ジェイ・テイラー記者だ。その理由を、次のように語っている。

「イデグチがビエルサの計画に組み込まれていないのは明らかだ。そして、その考え方がプレシーズンで正当化されてしまったことが、彼にとっては不幸だった。このまま、ここで腐るよりは、違う国で出場機会を得ることがクラブにとっても良いだろう」

 テイラー記者に同調するかのようにジョージ・ダグラス記者も、「レンタルで出すべき」と訴える。

「イデグチのキャリアは今、下降している。このまま残しておいても、メリットはない。であれば、多くの恩恵を受けられるレンタル移籍を選ぶべきだ。何より彼は、もっとプレーすべきなんだ」

 一方で、「残すべき」という異論を唱える者もいる。ゲイリー・ハッチンソン記者とサム・ルーク記者だ。二人はいずれも、井手口の秘める可能性に大きな期待を寄せている。

「リーズは、彼をしっかりと守るべきだ。多くの選手を放出することは、過密日程が続いていくなかでデメリットでしかないし、手駒が多いに越したことはない。チームの現状を考えれば、イデグチを出口に追いやる差し迫った理由はない。少しでも輝く可能性があるのなら、残しておいた方が得策だろう。放出することがリスクになることもありうるんだ」(ハッチンソン記者)

「私なら彼を残す。イデグチは主力組ではないが、中盤に怪我人が相次いだとき、必要不可欠な選手になるだろう。そして何よりも、私は彼に大きな期待を持っている」(ルーク記者)

 厳しい現状に置かれている井手口だが、現地時間8月14日に行なわれたU-23チームの試合に先発出場して1アシストをマーク。そんな日本代表MFについて試合後、地元メディア『Leeds Live』の取材に応じたビエルサ監督は、「まだ決断を下せていない。8月末までに、選手にとってベストな答えを出したい」と語っている。

 いかなる判断が下されるにせよ、今シーズンは井手口にとって、海外キャリアの正念場であることは間違いなさそうだ。

8/17(金) 20:15サッカーダイジェスト
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180817-00045835-sdigestw-socc

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