1: 首しめ坂 ★ 2018/08/01(水) 08:56:57.12 ID:CAP_USER9
その人生が脚光を浴びているカイザー。一体なぜ、彼のキャリアは注目されることになったのか? ※写真は当人のツイッターより
no title 英紙が脚光を当てた前代未聞のサッカー選手
前代未聞のプロサッカー選手が、時を経て話題となっている。英紙『The SUN』が、70年代から90年代前半にかけて名を馳せた(?)ブラジル人サッカー選手、カルロス・エンリケ・ラポソ、愛称「カイザー」のキャリアに脚光を当てている。

 1979年から約26年間に渡って築き上げたその所属クラブの遍歴は凄まじい。ボタフォゴ、フルミネンセ、ヴァスコ、インデペンディエンテ(アルゼンチン)といった名立たる強豪ばかり。しかし驚くべきは、いずれのクラブでも、公式戦の出場歴がないことだろう。そう、この男、実はプロサッカー選手としての実力が全くなかったのである。

 才能がなかったわけではない。FWとして地元クラブで活躍した十代の頃にはスカウトに認められ、メキシコのプロクラブ、プエブラに入団した。しかし、その技術が伸びることはなく、カイザーはほどなくしてクラブを追われた。

 それでも、ファベーラ(貧困街)の生まれであり、何とか成功を掴み取りたいと考えたカイザーは、なんとプエブラとの契約歴を巧みに利用し、知り合いに嘘の医療診断書とスカウティングレポートを書いてもらい、母国の名門ボタフォゴとの契約を勝ち取ったのである。

 巧くやり込んだカイザーは、それに味を占め、その後も同様の手口で、あらゆるクラブを渡り歩いた。当然、チームからプレーを求められる(!)こともあったが、当人曰く、「その時は、膝を痛めたふりをするのさ。当時はまだ医療技術が進歩していなかったから、バレることはなかった」という。

 準備は徹底していた。プロとしての地位を維持するべく、著名な新聞記者と仲良くなり、酒を奢っては“嘘”の記事を書かせたのである。当時はインターネットなどの情報伝達手段が発達してなかったため、こんなやり方でも、クラブの幹部やサポーターを容易に騙すことができたという。

 それでも、プレーしなければならない時も当然、訪れた。ある時、カイザーが在籍した地方クラブのオーナーが有名なマフィアのボスであったため、強制的に出場を強いられたのである。しかし、生半可ではない「ペテン師」は、ここでも“とんち”を利かす。

 なんと、ピッチに出る前に観客席へ飛び込んで乱闘騒ぎを起こし、あえて退場処分を受ける。当然、これに激高するオーナーに対してカイザーは、「あなたの悪口を吐かれて我慢できなくなった」と弁明。これに気を良くしたオーナーからは、ボーナスを受け取ったという。

 それ以外にも、祖父母を4度も死んだことにしたり、急な肉離れを起こしたりと、様々な嘘を重ね続けた。つくづく悪知恵の働く男である。

⇒サッカーができないのに26年間もプロだった男を英紙が特集! 前代未聞のキャリアはどう築かれたのか?(サカダイ)

引用元: http://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1533081417/

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