22年過ごした愛するバルサへ最後の別れ…イニエスタ「喜びであり誇りであった」

バルセロナを今季限りで退団するMFアンドレス・イニエスタが、お別れのスピーチを行った。

下部組織に12歳で加入し、2002年のトップチームデビュー、そして現在に至るまでバルセロナ一筋でプレーしてきたイニエスタ。しかし、今季限りでの退団を明言し、20日に愛するクラブでのラストマッチを迎えた。

偉大な主将のラストマッチでは、サポーターもコレオを作り主将へ感謝のメッセージを送り、80分にピッチを後にする際には、スタンディングオーベーションでその最後の姿を見送っている。そして交代後には、「アンドレス・イニエスタ! ロロロロローロ!」と最後までチャントを歌い続けている。

溢れる涙をこらえきれなかった34歳の主将は、すべてに感謝を述べた。

「このクラブを代表するのは、喜びであり誇りであった。僕にとって、世界最高のことだ」

「チームメイトに感謝したい。そして、1人ひとりすべての人にね。とても恋しく思うことになるだろう。すべての愛、そして子供の頃からリスペクトを感じさせてくれたファンのみんな、本当にありがとう。34歳の男になったよ」

「最後に、言葉は使い果たしてしまったよ。だけど、これだけは言える。ビスカ(万歳)バルサ、ビスカ・カタルーニャ、ビスカ・フエンテアルビージャ(生まれ故郷)」

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