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1: 2018/04/06(金) 21:56:46.47 ID:CAP_USER9
「ロシアW杯グループリーグ突破は最低限の目標」と口を揃えるポーランドのサッカー関係者や記者たちは、対戦国の動向に注目している。
3月27日、ポーランド対韓国戦を取材するためポーランドを訪れた日本の報道陣は、現地メディアからポーランド代表への印象を問われることになった。

一方で日本代表のマリ戦、ウクライナ戦は、自分たちがグループリーグ突破の有力候補だと考えるポーランドメディアの確信を強める結果になったようだ。
ポーランド公共放送TVPはウクライナ戦について、「日本の平凡な試合。このアジア人たちはウクライナより酷い」と、日本がW杯出場を逃したウクライナに敗れたことを報じた。

またポーランド最古にして現在唯一の日刊スポーツ紙「プルゼグラッド・スポートビー」は、6面の約3分の2を日本対ウクライナ戦のリポートに割いたが、
「サムライたちのバッドなシリーズ。我々のライバル日本代表は、またも日本のファンをがっかりさせた」と記した。

ただし、代表チームの選手や監督、スタッフは日本に対する警戒を緩めていない。ロベルト・レバンドフスキは「日本の方が(ウクライナより)少し優れているし、
より速くプレーする。もちろんそれは意識しておかなければならない」と、日本をリスペクトするコメントを残ししている。

日本を想定した韓国との親善試合で、ポーランドは苦しみながらも3-2で勝利した。
レバンドフスキの先制ゴールなどで前半に2点をリードしたポーランドは、終盤、立て続けにゴールを許して追いつかれるが、ロスタイムにピオトル・ジエリンスキが決勝点を奪って勝ち切った。

試合前々日、ポーランド代表のアシスタントコーチであり、データ分析を担当するフーバート・マロヴィスキ氏は「日本と韓国には似ているところがあり、
彼らの最大の特長は俊敏さと組織力にある」と指摘したが、韓国はまさに自らの強みを活かしてポーランド攻略を狙った。

韓国がポーランドに対抗して3バックを採用したことで、試合は重心の低いチーム同士がパスの組み立てで打開を試みる”重たい”試合となった。

韓国は早いタイミングで相手左WBと左CBの間のスペースにグラウンダーのボールを送り、CFソン・フンミンと左WGイ・ジェスンを走らせることでチャンスを作った。
実際、韓国の2点目も、エリア左に走り込んだパク・チュホに右WBトナシュ・ケジオラが対応し切れなかったことから生まれた。

GKヴォイチェフ・シチェスニーは「ポーランドの右サイドからピンチが多かったのは、相手によるところが大きかった。
僕らのミスではないし、あまりそれは重要ではない」と語っていたが、ポーランドのメディアは右サイドの守備を問題視していた。

サッカー_02

4/6(金) 17:54配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180406-00010006-sportiva-socc
3バックはポーランドにとってあくまでもオプションであり、日本戦では4バックを採用することが想定されるが、この試合で韓国が見せた俊敏性を活かした攻撃は、
システムに関係なく日本にとって大いに参考になるだろう。

試合後の記者会見で韓国を相手に苦戦をしたことについて問われたアダム・ナバウカ監督は、「それでも試合には勝った。親善試合はW杯に向けた準備にすぎない。
今日の試合はチームを成長させるうえで非常に重要だった」と、手応えを口にした。

韓国が善戦したと言うこともできるが、ポーランドが大幅にメンバーを落としていたことも考慮すべきだろう。
ナバウカ監督は4日前のナイジェリア戦から中盤4枚を含む7人の先発を入れ替えてきた。主力のレバンドフスキ、ピシチェク、シチェスニーも前半で交代となり、
韓国が2ゴールを奪った時間帯のポーランドは、守備の要カミル・グリクもベンチに下がっていたため、Bチームのような状態だった。

「アジアのチームに勝てることを示せたのはよかった」とレバンドフスキが振り返ったように、韓国に対する勝利はポーランドにとって自信になったようだ。
ポーランドは「韓国には絶対に勝てる」と乗り込んだ2002年日韓W杯の初戦で返り討ちに遭い、2011年の親善試合でも引き分けに終わっていたからだ。

「韓国はいい試合を見せた。彼らのチームワークはすばらしく、組織力と約束事に基づいたプレーを見ていると、すでによくプランされたチームだったことがわかった」
と述べたナバウカ監督が、日本についても同様の印象を持っていることは間違いないだろう。

 ちなみに先述のマロヴィスキ氏は、「日本に関する分析についてもう少し詳しく話してほしい」という現地メディアのリクエストに対して、
「これ以上は明かせない」と拒否している。ポーランドが日本に関して詳細な分析を進めていることは疑いようがない。

 日本戦を楽観視するポーランドのメディアと、警戒を緩めない代表チーム。対戦するまで3カ月の間に、日本はどこまで準備できるだろうか。


サッカー_02


引用元:http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1523019406

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