1: 2017/12/26(火) 20:15:10.49 ID:CAP_USER9
勝った者が強いのだ。強いから勝つのではない。韓国戦で先制しながら逆転され、3点差のボロ負け。指揮官よ、あなたに覚悟はあるのか。

 サッカー日本代表が臨んだ東アジアE-1選手権。12月16日に行われた韓国との最終戦で、日本は引き分け以上で優勝を手にできる状況だったが、開始3分の先制点も空しく、その後に4失点を喫し1-4と惨敗した。

 韓国に敗れたのは7年ぶり。手中に収めたかに見えたタイトルも逃した。ただ、それ以上に韓国に完膚なきまでに叩きのめされた試合内容を、重く受け止める必要があるかもしれない。

 11月の欧州遠征のブラジル戦がそうだったように、もし韓国が試合終了まで“戦っていたら”、もう何点か失点していても不思議ではなかった。一方、日本はPKによる1点以外、チャンスらしいチャンスといえば試合終盤に川又堅碁(ジュビロ磐田)が放ったヘディングシュートくらいなもの(ボールはGKの正面を突いた)。狙いとしていた前線からのプレスは韓国に巧みにかわされ、ボールを奪ったとしても、自陣の深い位置からでは満足に攻撃を仕掛けることもできなかった。

「パワー、瞬発力、テクニック、ゲームコントロール。すべての面で韓国が日本を大きく上回っていた」

 指揮官のハリルホジッチ監督もそう言って完敗を認めたが、敗因はどこにあったのか。

 この大会は、海外組を招集できずに国内組のみのメンバーとなり、真の意味での代表ではなかった。だが、それは相手も一緒。敗戦の言い訳にはならない。両チームの個を比較すれば大きな差はなく、むしろ指揮官の狙いや選択が試合に与えた影響は少なくなかったといえる。つまり、監督の責任は決して小さくなかったということである。

 また、気になるのは指揮官の発言だ。試合前から「今大会で一番いいチームは韓国である」と宣言したかと思えば、いざ負けると「相手がすべての面で勝っていた。それでも、敗戦が監督のせいだと思うなら、そういう記事を書いてくれて結構だ」と言う始末である。

先の1-3と敗れたブラジル戦でも、前半を0-3で折り返し、後半を1-0とすると「後半だけなら勝っていた」などと、しらけムードを助長する形となったが、とくにワールドカップ(W杯)最終予選後はその場しのぎの“迷言”が増している。おそらくW杯が近づけば、対戦国であるコロンビア、セネガル、ポーランドがいかに強いかを力説し、負ければ「私のせいではない」などとでも言うつもりではないか。

12/26(火) 16:00配信 AERA
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171225-00000056-sasahi-socc 

サッカー_02
ハリルホジッチ監督はこれまでずっとメンタルや球際の攻防が弱いと日本人の弱点ばかりを指摘してきたが、「何を長所にして戦うか」は、ほとんど言及してこなかった。おそらく、この状態でロシアW杯を戦ったとすれば、好結果を望むことは難しいだろう。

 W杯まであと半年。監督交代が現実的でないかといえば、実はそんなことはない。アジア予選で日本とも戦ったオーストラリアやサウジアラビアは本大会出場を決めた後、それぞれ監督が退任・交代しており、欧州でもセルビアが予選後に前監督との契約を解除した。日本サッカー協会が本気になれば、いくらでも監督交代は可能なのだ。

 ただ、日本のW杯での戦いを振り返れば、W年ドイツ大会や14年ブラジル大会は大きな期待を背負って臨んだものの、いざ蓋を開ければ1勝もできずに敗退している。対して、評価はどん底でまったく期待をされていなかった10年南アフリカ大会では、自国開催以外の大会で初めてW杯のグループリーグを突破するなど、皮肉にも前評判が悪いときのほうがいい結果が出ているという過去がある。

 南アフリカ大会を率いた岡田武史監督は大会直前、開き直りにも近い大胆な戦術変更と大幅な主力の入れ替えで大会を乗り切ったが、ハリルホジッチ監督に巻き返しの秘策はあるのだろうか。(スポーツライター・栗原正夫)


引用元:http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1514286910
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