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「インテルに100%捧げられないなら出ていけ」 伊代表FWが闘志なき同僚に怒りの移籍勧告

Football ZONE web 5/15(月) 18:50配信

インテルは14日の本拠地サッスオーロ戦に1-2と敗れ、直近8試合で2分6敗と泥沼に陥っている。ゴール裏のサポーターは自軍選手に罵声を浴びせ、この試合が現地時間12時30分のキックオフだったことから、「応援する価値がない。ランチに行ってくる」との横断幕を掲げて試合中に一斉退席。不甲斐ないチームは、熱狂的なサポーターにも見捨てられてしまった。
この日、意地のゴールを決めたイタリア代表FWエデルは「やる気のない奴は出ていけ」と、闘志を見せない同僚に苦言を呈している。

本拠地ジュゼッペ・メアッツァは異常事態を迎えた。
チームを鼓舞するはずのゴール裏のサポーター集団「クルバ・ノルド」は不甲斐ない戦いを続ける選手と、ステファノ・ピオリ前監督を解任したクラブに対する不満を表明。
試合開始前にインテルの先発メンバーがアナウンスされると大ブーイングを開始し、試合開始直後には「お前らには価値はない。クソ野郎どもに価値などない!」「とっとと働け!」という辛辣なチャントを浴びせかけた。

極めつけは「我々のサポートに値しない。今日は挨拶して、これからランチに行くことにする」という横断幕を示すと、ゴール裏のサポーターは解散。
ぞろぞろと座席を離れ、ゴール裏は一気に空席になった。

そうしたなか、ハーフタイムで交代となった日本代表DF長友佑都、ポルトガル代表MFジョアン・マリオと交代でピッチに入ったエデルは、
0-2で迎えた後半25分に意地のゴールを決めた。
だが反撃及ばず、チームは泥沼の4連敗。
試合後、エデルはインテルの公式番組「インテル・チャンネル」に登場し、次のように語った。

「私はファンの落胆を理解できる」

「我々はチャンピオンズリーグ出場権を手にするものと思っていたシーズンで、またしても敗戦についてコメントしなければいけない。
だが、我々はヨーロッパリーグ出場圏も逃してしまった(数字上は6位となり出場権獲得の可能性残す)」

今季開幕前に中国企業の蘇寧グループがチームを買収し、ジョアン・マリオ、アルゼンチン代表MFエベル・バネガ、
イタリア代表MFアントニオ・カンドレーバら大型補強を敢行したが、まさかの8位に低迷。
開幕直前に退任したロベルト・マンチーニ監督、フランク・デ・ブール監督、
そしてステファノ・ピオリ監督と1シーズンの間に3人の指揮官が退任する異常事態に陥っている。

「私はファンの落胆を理解できる。なぜなら、インテルが王者を失ってから5、6年が経ってしまった。
ファンはチームを本当に心配している。だからこそ、抗議のためとはいえ、スタジアムもたくさんの人が詰めかけてくれた。監督や選手は出たり入ったりするが、ここではその大切な部分が変わらない」

ゴール裏で怒りを示したサポーターに対して、心から申し訳ないという気持ちをエデルは示した。そして非難されるべきは、ピッチに立つ選手だと自覚している。

「我々に必要なのは100%ここに残りたい人間」

「全員が自分自身を見つめ直すべきだ。もしも、インテルの一員でいたければ、クラブにそう言うべきだろう。もしも、インテルに100%の貢献ができないのなら、そう話すべきだ。そして、チームを去れ」

ピッチ上で粉骨砕身のプレーができていない同僚に対して、エデルは厳しい口調で移籍勧告をしている。

「我々に必要なのは、100%ここに残りたい人間だ」

チームには去就問題も浮上している選手もいる。
長友にも今季終了後に放出されるという現地報道も出ている。
先の見えない暗いトンネルから抜け出すためにもがき苦しむなか、「闘志なき者は去れ」とエデルは主張していた。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170515-00010017-soccermzw-socc
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