1: 2016/11/28(月) 19:48:41.66 ID:CAP_USER9
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2016年11月24日、中国では日本のアニメが人気だが、このほど、中国のインターネット上で日本のある漫画が話題になっている。

日本のサッカー漫画「キャプテン翼」は、そのテレビアニメが世界中で放送され、元フランス代表で現レアル・マドリード監督のジダンや、元イタリア代表のスター選手デル・ピエロなど、数多くのサッカー選手が影響を受けたと語る作品だ。もちろん、中国のサッカーファンの間でも絶大な人気を誇っており、今年6月には北京の映画会社がキャプテン翼の作者・高橋陽一さんによる中国のサッカー少年をテーマにした3Dアニメ映画「足球隊長」の制作を発表している。

今回、中国の自メディア(小メディア)が取り上げたのが、キャプテン翼 ROAD TO 2002での中国代表の扱いについて。大空翼や若林源三、日向小次郎などを擁する日本はワールドユースのアジア予選で、ウズベキスタン、サウジアラビア、オマーンにはいずれも1失点以内で大勝するが、中国には3点を奪われる。最終的には6?3で勝利するものの、「結果的に本大会でブラジルを破って優勝するスーパーチーム」を相手に中国が思いのほか善戦していることが印象的なようだ。

加えて、相手のシュートを撃ち返す「反動蹴速迅砲」という必殺技を操る「肖俊」というキャラクターが、「ペナルティーエリア外からは誰にもゴールを許さない」と宣言する若林からその技でゴールを奪ってしまう。日本が大差で勝利したのも、この肖俊が試合途中で負傷退場したことによるものだった。なお、この肖俊は後にドイツの名門バイエルン・ミュンヘンで主力として活躍する姿が描かれる。記事は、日本が宇宙代表であるかのような最強チームとして描かれているものの、それに対抗できる中国も現実よりだいぶ強く描かれているとしている。

中国のネットユーザーからは、「中国の顔を立ててくれてありがとう」「日本のサッカー計画にはワールドカップ優勝が明記されていて、女子はすでにそれを達成した。中国サッカー協会の計画は?」「キャプテン翼が盛り上がっていた90年代は、中国はそこそこ強かった。残念ながら、その後は年を追うごとに弱くなってるけど」「肖俊はボランチ(ディフェンシブハーフ)じゃないとだめだよね(相手のシュートを撃ち返すため)」といった声が寄せられた。

また、「日本人は相手を強くし、その相手に勝利することで自らの強さを表現する。中国の一部の映画監督は、相手をとことん弱くすることで自らの強さを表現する」と日中の作風の違いに言及したコメントも寄せられている。(翻訳・編集/北田)

http://www.recordchina.co.jp/a156134.html
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