1: 2016/11/09(水) 12:30:07.34 ID:CAP_USER9
J2に降格した名古屋グランパスを退団する元日本代表DF田中マルクス闘莉王(35)が8日、故郷のブラジルへと離日した羽田空港で、現役続行の意思を明言した。

グランパスからはアドバイザー就任を打診されていたが、この話し合いをきっかけに「自分の中の火が炎に変わった」とキッパリ。 すでに複数のJクラブが興味を示しており、1年間で2度自身を戦力外としたグランパスのJ1昇格に立ちはだかる気持ちも明かした。

グランパスはこの日、GK西村弘司(32)、DF竹内彬(33)、安田理大(28)、MF小川佳純(32)、
明神智和(38)、森勇人(21)、FW野田隆之介(28)の7人に戦力外通告を行った。

1年前、セントレアで涙を流した姿とは、対照的だった。羽田空港の出発ゲートに消える闘莉王は、ゆっくりと振り返り、穏やかな笑みを浮かべた。
グランパスのユニホームを着ることはないが、もう一度日本に戻ってプレーする。そう心を整理できたからこそ、笑顔で手を振った。

佐々木副会長と面談した6日、引退勧告とも取れるアドバイザー就任を打診され、ショックを受けた。
しかしこれが闘将のプライドに火を付けた。「引退は考えていない。自分の中の火が炎に変わった。新しい挑戦をする。日本が自分の人生のすべてに近い。日本で活躍する姿を届けたい」。

闘将退団の報を受け、早くも複数クラブが動きだしている。本紙には「いろいろ話は出てきている。来年どこかが取ってくれるみたいなこと」と明かした。
J1はもちろんJ2でもやぶさかではない。古巣の水戸はメインスポンサーのケーズデンキが“闘莉王資金”を用意しようとした過去がある有力候補。
京都も興味を示しているとみられ、まずはブラジルでオファーがそろうのを待つ。

J2となれば、グランパスに立ちはだかることになるが、フロントへのリベンジの気持ちは、炎をさらに燃え立たせる。
「違った意味でその人たちがオレのやる気を戻してくれる。ナラさん(楢崎)から点を取らないといけないのは難しいけれど」と笑った。

2016年11月9日 紙面から
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/grampus/news/201611/CK2016110902000105.html

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