イングランド代表、罰則覚悟でユニにポピーをつける。FIFAと徹底抗戦
1:鉄チーズ烏 ★@\(^o^)/:2016/11/03(木) 11:39:37.97 ID:CAP_USER9.net
11月11日はRemembrance Day。
第一次世界大戦の停戦協定が結ばれた日であり、イギリスでは記念日となっている。
毎年11月になるとプレミアリーグでは選手たちがシンボルであるポピーの花があしらわれたユニフォームを着用し、スタジアムでは追悼セレモニーが行われる。
プレミアリーグファンとしてはすっかりお馴染みの光景だろう。
今年の11月11日はインターナショナルマッチウィーク中にあたり、イングランドサッカー協会(FA)は同日に予定されているワールドカップ予選のスコットランド戦でポピーの花がプリントされた喪章をつけることを予定していた。
しかし、これに「待った」をかけたのがFIFAだ。
FIFAではユニフォームに政治的、宗教的、商業的メッセージを掲載することを禁じており、イングランド代表に対して警告。ポピーがそれにあたると主張した。
この判断については英国内でも反対の意見が強かったのだが、FIFAの警告ということでFAはアームバンドの着用をやめるかに思われた。
しかし2日、こんな声明を発表している。
「我々は『サッカー競技規則』を深く尊重し、国際サッカー評議会における創設者としての役割を非常に慎重に果たしています。
ポピーの花は重要な追悼のシンボルであり、それが政治的、宗教的、商業的メッセージを表し、一つの歴史的事件と関係するものだとは考えません。
2011年にFIFAとともに合意した姿勢、そして我々が信じていることをふまえ、『サッカー競技規則』の第4条第4段落に従って、我々は休戦記念日に予定されている試合で、代表チームがポピーの花があしらわれた黒色のアームバンドを巻くことで犠牲になった方々に適切な敬意を表す予定です」
ポピーの花は追悼のシンボルであるという立場を明確にし、FIFAの警告に対して異を唱えたのだ。
この発表によれば、イングランド代表は11日のスコットランド戦で予定通りポピーが描かれた黒の喪章をつけることになるという。
FIFAの警告に対して反対の声明を出し、半ば強引にこうした行動に出るというのは非常に珍しいケースである。
英国『BBC』などは最悪の場合、勝ち点剥奪になるのではないかと伝えている。それだけのリスクがありながら喪章を巻くということ、FAとしてもポピーが意味するものに確固たる信念があるに違いない。
ちなみに、イングランドは2011年11月12日に行われたスペイン戦でも同様のアームバンドを巻いている。
2016/11/03 08:45
http://qoly.jp/2016/11/03/england-national-team-to-wear-armband-bearing-poppy-against-fifa-kwm-1