1:Egg ★@\(^o^)/:2016/10/31(月) 19:57:34.40 ID:CAP_USER9.net
練習で直接FKを決めた本田 その一撃から決勝弾のボナベントゥーラは着想を得る
 
ACミランの日本代表FW本田圭佑は30日の本拠地ペスカーラ戦で出番なしに終わったが、練習場で見せた一撃が評価され、イタリア地元紙によりこの試合の「マン・オブ・ザ・マッチ」(MOM)の1人として異例の“選出”をされている。

イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は「マン・オブ・ザ・マッチはボナベントゥーラ、ロナウジーニョと……本田のコンビ」と特集している。

後半4分、イタリア代表MFジャコモ・ボナベントゥーラが勝負を決めた。ゴール中央左のFKの場面で、相手の壁が飛んだ下を射抜く技ありのシュートで、ゴール左隅に決勝点を決めた。この直接FKについて、記事ではこう評している。

「これが学校ならカンニング組として嫌われたかもしれないが、ピッチでは幸い違う。隣の宿題を盗み見ることは、向上の助けによくなるものだ。ジャック・ボナべントゥーラはよく観察していた。そして記憶し、実践に移した」

ボナベントゥーラは練習場で同僚のプレーから値千金の一撃の着想を得たという。誰のプレーなのか。ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督が舞台裏を明かす。

「数日前に守備のセットプレー練習で、本田が相手チームになり、出し抜いたやり方でFKを決めた。明らかにジャックはそれ(本田のFK)を覚えていた」

「本田、あるいはロナウジーニョのやり方だった」

試合後のテレビインタビューで指揮官はこう語った。レギュラー組の守備練習において、前節ジェノア戦で今季初先発ながら背信パフォーマンスで0-3敗戦の戦犯となった本田は、ペスカーラ選手の役を担った。本田が練習で見せた直接FKは、ボナベントゥーラが放った一撃のように壁の足下を射抜くものだったという。

本田はこの日出番を与えられなかったが、チームの勝利には寄与したという。記事では皮肉交じりに本田の働きに言及しつつ、一方で“結果が重要”と称賛している。

「見事な間接的貢献。それなのにケイスケを不要と言う人はいる。何はともあれ、本田、あるいはロナウジーニョのやり方だった。シニョーリも壁の下を通すことに長けていた。結果が重要なのだ。ジャックのFKで勝ち点3を得た。3位はいい香りがする」

かつてミランで活躍したブラジル代表のファンタジスタ、ロナウジーニョ、そして元イタリア代表の左利きの名手ジュゼッペ・シニョーリも低空FKを得意としていたという。試合のピッチで今季目立った貢献のない背番号10は、今季「練習場だけのサムライ」と揶揄されていた。ユニフォームの販売枚数以外でも、好調ミランの勝ち点3に黒子役として本田は貢献したと地元メディアも認めている。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161031-00010018-soccermzw-socc
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