1: 2016/10/28(金) 21:19:28.09 ID:CAP_USER9
◼Jリーグでは“それなりの成長”しか期待できない。

 日本の現状はどうかと言えば、A代表に引き上げられるような人材がいるとは思えない。

「飛び級でハリルジャパンに入れるべき!」といった記事もほとんど目にしない。世界を見渡せば、19歳ならA代表に入っていてもおかしくはないんだけどね。

ポルトガル代表のレナト・サンチェスなんて、今年のユーロ優勝に貢献しているからね。
 
 日本にもそういう選手がいなかったわけではない。中村俊輔や小野伸二をはじめ、香川真司、内田篤人も19歳でA代表に選出されている。

でも、彼らのような選手が最近はめっきり少なくなってきているよね。
 
 5大会ぶりのU-20ワールドカップ出場は、もちろん喜ばしいことだ。でも、満足していてはダメだし、浮かれてほしくない。過去を振り返って比べてみて、そこで今の日本の実力や成長をしっかりと見極めることが必要だ。
 
 ケチをつけるつもりはないし、相手の国を悪く言うつもりもないけど、タジキスタンやベトナムに勝ったとはいえ、諸手を挙げて賞賛するのは少し違うんじゃないかな。

もっと言えば、アジアというカテゴリーで、勝った負けたと騒ぐような時代は、もう終わりにしなければならないと思う。
 
 日本の実力に疑問が沸いてくるのは、Jリーグに問題があるのかもしれないね。U-19代表の何人かの選手たちは、所属クラブで試合に絡めてはいるけど、リーグ自体のレベルが落ちてきているから、それなりの成長しか期待ができない。
 
 バーレーンで開催されているU-19アジア選手権で、日本は準決勝でベトナムに3-0と圧勝し、決勝進出を決めたね。
 
 その前の準々決勝ではタジキスタンを4-0と退け、4強入りを果たし上位4か国に与えられる来年のU-20ワールドカップ出場件を獲得している。
 
 この年代は過去4大会、ワールドカップに出られない時期が続いたけど、久々の世界行きを決めて、まずは一安心といったところかな。
 
 バーレーンでの大会を通してみると、波乱が多かった印象を受けるよ。韓国やオーストラリア、北朝鮮がグループステージで姿を消す一方、タジキスタンやベトナムなど、アジアでそこまで強いと思われていない国の躍進が目立った。
 
 これはいったいどういうことなのか。アジア全体のレベルが上がってきていると言えるかもしれないけど、ディフェンディングチャンピオンのカタールさえ、決勝トーナメントに進出できなかったんだ。不自然というか、どうにも違和感が拭えないよ。逆に、全体のレベルが下がってきているんじゃないのかな。
 
 サッカーの質を見ても、みんな似たり寄ったりだよね。どの国も“早送りサッカー”というか、一生懸命にプレスをかけて、ボールを奪ったら縦に速く行こうとする。個々を見ても、飛び抜けた才能を持つ選手が見当たらない。

つづく
SOCCER DIGEST Web 10/28(金) 17:05配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161028-00020083-sdigestw-socc
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