1: Egg ★@2016/10/24(月) 13:47:13.98 ID:CAP_USER9
語弊を恐れずに言えば、“岡崎祭り”はいささかやり過ぎ感が否めない。

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プレミアリーグ第9節のクリスタル・パレス戦に先発出場したレスター・シティの岡崎慎司は1−0で迎えた63分にゴールネットを揺さぶりチームの勝利に貢献した。この事実は日本人として喜ばしいことだ。

もっとも、プレミアリーグは第9節まで進んでいる。EFLカップのチェルシー戦で2ゴールを挙げているとはいえ、リーグ9試合目にして初得点を挙げた選手を「救世主」として日本のメディアが報じるのは「身内びいき」と言われても仕方のない現象と言える。

しかしながら、興味深いのは“岡崎祭り”を展開しているのが他ならぬイングランドのメディアということだ。彼らは過剰なほど、岡崎に対して称賛の言葉を並べている。

地元紙の『レスター・マーキュリー』が「オカザキがすべてを一変させた」と書くのは平常運転としても、高級紙『ガーディアン』が「Shinji Okazaki」の名前を「Shine(輝く)」などの言葉とともに、複数の記事で見出しとして使っている。

さらに世界で最も有名なフットボール番組である『BBC』の『マッチ・オブ・ザ・デイ』は岡崎をマン・オブ・ザ・マッチに選出。司会のガリー・リネカーは「レスターが低迷しているのは、2つのものがなくなったからだ。一つはヌゴロ・カンテがいなくなったこと、もう一つはオカザキの出場機会が減ったこと」と、チームが波に乗り切れない要因を挙げるとともに、岡崎への称賛を口にしている。

裏を返せば、今回の岡崎の得点はレスターにとって「ただの1点」ではないということだ。

付け加えるなら、現地メディアのほとんどは得点にフォーカスするのではなく、「レスターを活性化させた」という点にスポットを当てている。昨シーズン、奇跡の優勝を果たしたレスターで潤滑油として活躍した日本人ストライカーが再びチームに躍動感を与えることを、現地のメディアやファンは待っていたわけだ。

クラウディオ・ラニエリ監督は「今日はとても良いプレーをしたし、素晴らしい得点も決めた」「私はチームのためにハードワークをするシンジが大好きなんだ。ファンタスティックだね」と称賛を送りつつ、それでもターンオーバー制の導入や他にもイスラム・スリマニやアメード・ムサといった素晴らしい選手がいるという姿勢を崩さない。

果たして指揮官は今後、どのような起用を行っていくのか? 一つ確かなことは、岡崎がフル出場してゴールを挙げ、チームが3ポイントを獲得した試合が「今シーズン最高のパフォーマンス」(ラニエリ監督)を示したゲームだった、ということである。

GOAL 10月24日 12時20分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161024-00000006-goal-socc

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