1: YG防衛軍 ★@\(^o^)/ 2015/10/30(金) 22:40:39.18 ID:???*.net
 サッカーのJ1は24日と25日の第2ステージ第15節を終了し、まだ10月下旬だというのに早くも残り2節となった。
31日にヤマザキナビスコ杯の決勝戦が行われ、11月9日から17日までは国際サッカー連盟(FIFA)が定める「インターナショナル・マッチデー」で日本代表の試合が組まれている。そのため、11月7日に第16節、22日に最終の第17節と、終盤の盛り上がり最高潮になる時期に、なんとも締まりのない日程になってしまった一方、残り2節の状況は、大変なことになっている。

■今季導入されたチャンピオンシップ
11月下旬から12月上旬にかけて行われる年間チャンピオンを決める大会「チャンピオンシップ」には、
2つのステージの優勝チームに加え、「年間通算勝ち点」で3位まで、すなわち最多で5チームが進出できることになっていたが、第1ステージ優勝の浦和は広島とともにすでに年間2位以内を決め、現状では「最多で4チーム」という状況。「年間勝ち点1位」は、チャンピオンシップでは自動的に決勝へシードされ、残り3チームによる準決勝を勝ち上がった勝者を決勝戦で待ち受けるという有利な立場にある。
 「残り2節」を迎えた現時点での「タイトルへの争い」は以下の3つの座をめぐる争いであり、現在6つのチームがからんでいる。

(1)年間勝ち点1位=広島と浦和の争い
(2)第2ステージ優勝=広島、鹿島、横浜M、G大阪の争い
(3)年間勝ち点3位=G大阪、FC東京、横浜Mの争い

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年間1位または2位は、すでに広島と浦和に決定している。ともに第1ステージ、第2ステージ通算勝ち点68。
得失点差で広島が大きくリードしているが、決着がつくのは最終節となる。
第2ステージは広島が勝ち点34、鹿島が31で追う。これも広島が得失点差で大きく引き離しているため、鹿島は苦しい状況だ。さらに、数字上は横浜MとG大阪(ともに勝ち点28)にも可能性がある。
ただこの2チームが逆転優勝を飾るには、広島が残り2試合を大差で連敗し、鹿島も1試合は落とすという条件がつく。
年間第3位の座を争うのはG大阪(通算勝ち点60)とFC東京(同59)。だが横浜M(同54)にも可能性は残っている。
2つの争いにからんでいる横浜Mだが、実際に「チャンピオンシップ」のイスを確保するのは非常に難しい。しかし3つの争いは、どれもまったく予断を許さない。何より、第16節には、G大阪―広島というビッグカードがあるからだ。

■ACL優勝の夢たたれたG大阪の意地
アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準決勝で敗退して今季の目標を「J1連覇」に置くG大阪が
チャンピオンシップに出場するには、年間3位を確保するしかない。宇佐美貴史とパトリックの両FWに
目がいきがちだが、いま最も警戒しなければならないのはMF倉田秋だろう。第15節は2人の間に割って
入って2得点。驚異的な運動量とボールを持ってからの爆発的な動き、正確なシュート力を持つ。
G大阪の攻撃を止めるのは、堅守を誇る広島でも苦労するだろう。G大阪が勝つと、年間1位争いと
第2ステージの優勝戦線に大きな影響が出る。
さて日経電子版コラム「ピッチの風」で、武智幸徳編集委員が広島の安定した強さについて書いてくれたので、私は年間1位争いでその広島とつばぜり合いをする浦和を少し掘り下げてみる。
今季の浦和は、第1ステージ17戦を12勝5分け、無敗で優勝。第2ステージにやや減速したが、通算勝ち点68で広島と並んでいる。
18クラブ、全34節で行われてきた2005~14年までのJ1の優勝チームの勝ち点平均は66.7。広島も浦和もすでに通常の「優勝ライン」は突破しているのだが、残り2節でどう転ぶかわからない。

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