1:Egg ★@\(^o^)/:2016/10/11(火) 06:21:36.38 ID:CAP_USER9.net
日本代表公式練習(10日、豪州・メルボルン)ロシアW杯アジア最終予選B組の日本は11日午後8時(日本時間午後6時)から豪州との第4戦に臨む。10日は試合会場で非公開の紅白戦を行い、バヒド・ハリルホジッチ監督(64)はイラク戦(6日)から3トップを一新するなどメンバーを大幅に変更したもよう。

最大4人のメンバー入れ替えと6ポジションの変更で、負ければ進退問題が浮上する試合で“大ばくち”を打つ。国際サッカー連盟(FIFA)ランキング56位の日本は同組4位につけ、45位の豪州は首位。

開閉式ドーム形のスタジアムで行われた非公開の紅白戦。厳重な警備体制の下、ハリルホジッチ監督が豪州との大事な試合に向け、一か八かの勝負手を準備した。「豪州はアジアで最も強いチームだが、どのチームも弱点はある。大きな仕事をするため、いい準備をしたい」

公式会見では手の内を隠したが、どうやら自信があるようだ。関係者によれば、6日のイラク戦から大幅なメンバー変更を決めたもよう。

紅白戦の主力組3トップは左から斎藤、本田、小林と顔ぶれを刷新。本田がセンターFWで先発すれば、2012年10月の国際親善試合・ブラジル戦以来4年ぶり。左FWは2戦連発中の原口ではなく、故障者が出たことで追加招集した斎藤を紅白戦で試した。

もちろん、奇策には狙いがある。近年の豪州はボールを保持するスタイルへの変更に着手。小林は「相手のボールを取って、カウンターを仕掛けたほうが有効」と分析した。

本田が中央でタメを作り、スピードのある小林、斎藤が両翼を駆ける。指揮官が指摘する豪州の「弱点」がそこにある。

またセンターバックには代表で出場経験のないDF丸山も紅白戦で試しており、指揮官の決断次第ではイラク戦のスタメンから選手を最大で4人を入れ替え、6ポジションを変更することが濃厚になった。

「この試合がW杯出場を左右する。責任感と覚悟をもってほしい」

練習前の円陣で指揮官は強く呼びかけた。DF長友が脳振とうで離脱し、FW岡崎は左足首を痛めた。所属クラブで先発落ちが続くMF香川はキレがない。それでも、現有戦力で勝ち点3をたぐり寄せるしかない。

豪州戦で最終予選2敗目を喫すれば、解任も現実味を帯びる。会見でハリルホジッチ監督は「最近は勝っても非難される。それを誇りに思う」と皮肉を飛ばすと、「1年前は欧州組の15人中、12人も(所属クラブで)先発しないとは思いも寄らなかった」と吐き捨て、席を立った。

周囲の評価を覆すためにも、“大ばくち”に勝つしかない。 (浅井武)
2016-10-11_07h30_33
2016.10.11 05:03
http://www.sanspo.com/soccer/news/20161011/jpn16101105030005-n1.html
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