1: 2016/10/02(日) 21:21:52.97 ID:CAP_USER9
日本サッカー協会は29日、10月のW杯アジア最終予選の2試合(6日・イラク戦、11日・オーストラリア戦)に臨む日本代表メンバー26人を発表したが、やはりFW本田圭佑(30)=ACミラン=ら所属クラブでベンチを温めている海外組が主流となった。

“いつもの”顔ぶれをそろえたバヒド・ハリルホジッチ監督(64)にとって、今回は自らの去就がかかる天王山だが“不覚”をとった場合でも「私はまだ監督を続けたい」と前代未聞の続投志願に打って出た。

ハリルホジッチ監督の会見は、就任以降では最長の90分超となった。
招集メンバーの発表後に「チームに対するどんな質問も受ける」と胸を張ったからだ。

この質疑応答で注目されたのは指揮官の去就。最終予選B組で日本は1勝1敗&勝ち点3で3位。
苦境に立つチームを来月の2試合で勝利に導けなかった場合、進退問題が勃発するが、その際はケジメをつけるのか?

ハリルホジッチ監督は「ジョークが言えない質問ですね。私のかわりの監督を呼びたいならどうぞ。
でも私には、まだやるべきことがある」と発言。歴代の代表指揮官にはありえなかった続投志願に打って出た。

前代未聞の発言で自らを鼓舞した格好だが、いかんせん今回の招集メンバーはかわりばえがしない。26人中で海外組は15人だが、ほとんどがベンチウォーマーだ。

それでも「先発で出ていない選手は普通の基準でいけば呼べない。でも本田やオカ(岡崎・レスター)、香川、清武(セビリア)も先発じゃないからサヨナラといえますか? 
彼らのかわりは誰がいますか?」と強調。さらに「(不出場でも)私が指示しているトレーニングをちゃんとやっているか、彼らとはきちんと連絡を取り合っている」とうなずいた。

とはいえ海外組へかけている期待は過負荷の状態といえる。
9月の最終予選前の国内合宿では本田がオーバーワークで故障。ミーティングでは時差ボケで居眠りしていた選手もいたほどだ。

ハリルホジッチ監督は「私が就任してから、日本代表は劇的に変わった」と力説したが、現在のチームは国際サッカー連盟のランキングで、アジア勢中で6位。 W杯でのアジア出場枠「4・5」に入るには微妙な位置にある。「絶対に勝たないといけない」と神妙な表情で会見を締めくくったが、本当に勝ちきることができるのか。 (夕刊フジ編集委員・久保武司)

2016.10.01
http://www.zakzak.co.jp/sports/soccer/news/20161001/soc1610011530002-n1.htm

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