<日本代表>トップ下は香川より清武を!鈍ってない“試合勘”司令塔としての適正
1:Egg ★@\(^o^)/:2016/10/03(月) 19:04:38.86 ID:CAP_USER9.net
![20161003_kiyotake_getty1](http://livedoor.blogimg.jp/kaskas55/imgs/2/0/20fb5836.jpg)
9月に続き、W杯最終予選が10月も行われる。グループ3位の日本にとって6日の初戦・イラク戦は落とせない重要な一戦だ。負傷者も多く、スタメンが読めない状況ではあるが、清武はトップ下での出場機会を狙っている。セビージャで厳しい立場にある今だからこそ彼には大きなチャンスだ。(取材・文:元川悦子)
「プレッシャーはある」(清武)
2018年ロシアW杯アジア最終予選B組は序盤2試合が終わり、オーストラリアとサウジアラビアが勝ち点6、日本とUAEが3、イラクとタイが0となっている。
日本が2位以内に浮上するためにも、6日の第3戦の相手・イラク(埼玉)は絶対に負けられない。ここで取りこぼすようなことがあれば致命傷になりかねないだけに、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督も選手たちも危機感は強い。
2日の代表合宿初日から練習に参加した唯一の欧州組・清武弘嗣(セビージャ)も「危機感というか、すごいプレッシャーはありますよ。日本代表は絶対に(W杯に)出ないといけないと周りからも思われてますんで、そういうプレッシャーはつねにあります。初戦に負けてそれがなおさら増したという感じです。
(移動の)飛行機の中でもすごい大事な試合だと、できれば6ポイントほしいと思いながら帰ってきました」と発言。
これまでにない重責を感じながらチームに合流し、山口蛍(C大阪)を除く国内組11人とともにランニングや体幹強化、複数種類のボール回しを精力的に行っていた。
今回招集された欧州組15人(武藤嘉紀=マインツと宇佐美貴史=アウグスブルクは負傷辞退)のうち、所属クラブで定位置を確保できているのはわずか3人。清武も苦境に直面している1人だ。
8月20日の今季開幕・エスパニョール戦で先発し、初ゴールを挙げるなど、スタート自体は決して悪くなかった。だが、サミル・ナスリが加わった9月以降、出場機会が激減。
17日のエイバル戦にフル出場した後は27日のチャンピオンズリーグのオリンピック・リヨン戦を含めて4試合出番なしで、10月1日のアラベス戦ではベンチ外の屈辱を味わっている。
連携面でも一日の長がある清武。イラク戦は大きなチャンス
「イラクとは何回も(試合を)しているので特別な印象はないんですけど、W杯最終予選で当たるってことは、たぶん固い試合になるだろうし、イラクもたぶんそこまで前には来ないのかなと。イラクは負けたらすごい厳しくなると思うし。
だけど中東のチームは一発があるんで、そこがちょっと怖いかなって思うのはありますね」と清武は自身過去三度対峙したイラクを今一度、冷静に分析していた。その言葉通り、今回のイラクは手堅い守りをベースにカウンターを狙うような戦いをしてくるだろう。
それだけ攻撃のタクトを振るうトップ下は臨機応変にリズムを変化させ、多彩なアイディアを繰り出しながら相手を揺さぶり、ゴールをこじ開けていく必要がある。そういう役割はむしろアタッカータイプの香川より、お膳立てを得意とする清武の方が合っている。
攻撃陣がどのような構成になるかは全く見えないところがあるが、コンディションを重視するなら国内組で絶好調の齋藤学(横浜)や欧州組で試合に出ている原口元気(ヘルタ)、浅野拓磨(シュツットガルト)がピッチに立つことも考えられる。清武ならこうした面々との連携は問題ない。活かし活かされる関係を十分に発揮できるはずだ。
イラク戦で本来の輝きを示すことで、日本を勝利に導き、セビージャでの定位置奪回の布石を打つ。日本代表が安定していない今だからこそ、彼には大きなチャンスだ。これまで本田や香川が中心だったチーム像に新たな姿を見せることができれば、日本代表と清武自身にとって大きな一歩となる。
一部抜粋
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161003-00010021-footballc-socc&p=1