ドルトムント香川真司に新たなライバル浮上!CLワルシャワ戦でも1G1Aで躍動
150: 2016/09/15(木) 21:01:47.65 ID:wJsyk2D00
CLワルシャワ戦で1得点1アシスト ゲレイロが新たなライバルとして浮上
日本代表MF香川真司の所属するドルトムントは14日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)の初戦レギア・ワルシャワ戦に臨み、6-0という大差で勝利した。足首の負傷から回復したばかりの香川は90分間をベンチで過ごしたが、スコアが示す通りの一方的なゲーム展開のなかで、レギュラー争いのライバルとしてドイツ代表MFマリオ・ゲッツェに加えて、ポルトガル代表DFラファエル・ゲレイロの存在が急浮上した。
敵地に乗り込みポーランド王者と対戦したこの試合は、序盤からアウェーのドルトムントがペースを掴んだ。前半7分にゲッツェがヘディングで先制点を奪うと、同15分にはゲレイロのFKからDFソクラティス・パパスタソプーロスがゴール。2分後には再びゲレイロのゴール正面のFKを皮切りに、最後はDFマルク・バルトラが押し込み3-0とした。その後もドルトムントは攻撃の手を緩めず、後半6分にゲレイロが左足で決めて4点目。同31分にMFゴンサロ・カストロ、同42分にFWピエール=エメリク・オーバメヤンにも得点が生まれて6-0と完勝した。
ドルトムントの2列目に香川の新ライバルが台頭 ゲッツェも凌駕した“左利きの万能アタッカー”
【表1】両チームのスタッツ
ゲッツェよりも多くのパスを受け攻撃を創出
[表1]の通り、データ上でもドルトムントがワルシャワを圧倒している。ボールポゼッションは65%対35%とほぼ一方的な状況で、パス本数は約2倍。キーパス(ゴールが狙える位置にいる味方へのパス)を狙った数が22本対7本、ペナルティーエリア内でのシュート数も19本対7本と、ただキープをするのではなく、相手ゴール前でより多くの決定的な状況を生み出していた。
ドルトムントの2列目に香川の新ライバルが台頭 ゲッツェも凌駕した“左利きの万能アタッカー”
【表2】ドルトムントの上位パスルート(10本以上/矢印横はパス数)
そのなかで、相手にとってより危険な存在となっていたのが、左インサイドハーフに抜擢されたゲレイロだった。ポルトガル代表の左サイドバックとして今夏の欧州選手権優勝に貢献し、大会ベストイレブンにも選出されたが、その高度なテクニックとマルチな才能はトーマス・トゥヘル監督にも高く評価されているようだ。この試合でも4-1-4-1の2列目に並んだ4人のなかで最も多くのパスを受け、左利きのプレーメーカーとして振る舞った[表2参照]。
GK 38ビュルキ
DF 5バルトラ/25ソクラティス/26ピシュチェク/29 シュメルツァー
MF 7デンベレ/10ゲッツェ/13ゲレイロ/22プリシッチ/33ヴァイグル
FW 17オーバメヤン
【表3】ドルトムント攻撃陣のスタッツ(スタメンのみ)
[表3]で示した通り、出場時間が15分長かったとはいえ、ゲッツェよりも多くのパスを受け、攻撃アクションを起こし、キーパスも4本試みている。ワルシャワのプレスが甘く、ゲレイロはバイタルエリアに空いた広大なスペースをうまく突いて敵陣深い位置で決定的な役回りを演じていた。セットプレーのキッカーとして2ゴールに絡み、走行距離もUEFA公式データによれば両チームトップの11.53kmを記録するなど、インサイドハーフに求められる攻守両面の仕事を十分に果たしたと言えるだろう。
この試合で先制点を決めたゲッツェも徐々にコンディションを上げており、途中出場のカストロもファーストタッチをゴールに結びつけてチームの5点目を挙げるなど中盤センターを巡る争いは激化の一途を辿っている。格下相手のゲームだったものの、ゲレイロという新たなライバルの台頭により、香川にもさらなるアピールが求められている。
analyzed by ZONE Analyzing Team
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160915-00010020-soccermzw-socc
ゲレイロ楽しみだね
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