香川 W杯アジア最終予選へ強行軍の裏事情
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日本代表の背番号10がサッカー界の地盤沈下を食い止める。ロシアW杯アジア最終予選UAE戦(9月1日、埼玉)に臨むハリルジャパンが28日、さいたま市内で合宿をスタート。ロシア行きの切符をつかむ戦いを前に、MF香川真司(27=ドルトムント)が意外な行動で強い責任感を示した。そこには、単にチームの勝利を追求するだけではない深刻な“裏事情”があった。

 W杯アジア最終予選に向けて背番号10が力強く語った。「負けられない試合が続くし、初戦と2戦目は必ず勝たないといけない。年齢も27になった。それなりの経験をしているし、責任を持って最終予選に集中して臨みたい。しっかり結果を出せるようにしたい」

 その意欲は行動にも表れていた。ドイツ1部リーグ開幕のマインツ戦(27日)後、すぐに帰国便に飛び乗ると、28日に到着した成田空港から、さいたま市内の練習場に直行した。香川は「試合後5分くらいでスタジアムを出てきた。日本に着いて4日間ある。明日に着くのとは違って時間は十分にあるので、しっかり調整していきたい」。

 同じ試合に出たマインツFW武藤嘉紀(24)は29日に帰国予定だけに、香川が高い意識で体調管理に取り組んでいるのは明らか。プレー面への好影響も必至で、さらなる覚醒の予感も漂う。10番は「今でも思い浮かべる」という昨年1月のアジアカップ準々決勝UAE戦でPKを失敗したリベンジを誓ったが、実は強行軍の理由は、ほかにもあった。

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