1: 名無し@サカサカ10 2023/10/02(月) 15:56:33.27
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今年8月、プロ・アマを問わずサッカーの日本一を決める天皇杯の4回戦で、サポーターを自称する一部暴徒による日本のサッカー史上前代未聞の暴力事件が起きた。対戦したのは名古屋グランパスと浦和レッズ。
3対0で名古屋が勝利したこの試合後、浦和側より100人程度の暴徒がピッチ上などに流れ込み、警備員への暴行や柵を壊すなどの暴力行為や名古屋サポーターへの威嚇行為などを働き、愛知県警が出動するまでの大騒動となった。

当初、レッズは会見で暴力行為の存在を否定していたが、暴行の現場を捉えた映像が日本サッカー協会によって確認されたこともあり、試合から2週間後に一転してその存在を認めた。
SNSでは子供が恐怖におびえ、泣いていた、という投稿もあった

ちなみに、筆者は今回暴力行為を起こした暴徒を「サポーター」とは呼ばない。これら暴徒はしばしば試合も見ずに自分たちが騒ぎ立てるだけだとも言われている。
筆者が個人的にSNSでつながっている浦和のサポーターには、誰よりも選手やクラブに迷惑のかかるこのような愚行を心底嫌悪している人もいる。

(中略)

筆者の懸念は、同記事に記されているように日本の一部「サッカーファン」が、南米や欧州で繰り広げられる暴力行為などこそサッカーを見る上で「ふさわしい行動」とする誤解があるとの指摘と同じだ。
最近SNSなどで、相手サポーターに対する威嚇的発言や、選手らへの罵詈雑言、相手チームや選手らへの無礼なチャントなどに関し時折「こんなの海外じゃ当たり前」という「『本場』のまねこそカッコ良い」とでも言いたげな勘違いをしばしば見かけるからだ。

最近では、浦和レッズ以外のサポーターも相手選手のバスを取り囲むなど、一部の過激派による問題行為が不安視されている。
Jリーグは子供や高齢者も観戦に訪れるが、各クラブが目指す安心安全な運営を、一部の海外気取りを自認する自称サポーターが脅かす愚行であると言えるだろう。

筆者はイングランドに住んで18年になるが、その本場プレミアリーグの試合は一度しか行ったことがない。
女子サッカーの観客が「普通の」スポーツ観戦者であることに比べ、いわゆるフーリガンではなくとも、一部の男子サポーターの公共交通機関などにおける振る舞いが劣悪だからだ。

英国人男性の知人でもやはりこうした醜悪な態度を嫌い、サッカーよりテニスやクリケットを見るという人が少なくない。
サッカーにおける暴力行為や暴言が「本場の振る舞い」だと憧れ勘違いをしている一部の日本人サポーターは、一度その本場で一般の英国人に「自分は日本人だがフーリガンやこうしたやからに憧れ見習っている」とでも現地で言ってみるといい。
まともなサッカーファンなら軽蔑もされるだろうし、そうしたやからに適切な表現をされるだろう。「Idiot (愚か者)」である。

全文はソースで
2023.10.2(月)
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/77242

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