1: 久太郎 ★ 2023/05/02(火) 15:21:00.64 ID:OL0D4xkF9


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 スペインメディアがなかば願望を込めて、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(35=パリ・サンジェルマン)のバルセロナ復帰について報道を連発する中、英BBCは「なぜメッシの古巣復帰はほとんど可能性がなさそうなのか」という記事を掲載した。

 同メディアによると、メッシのバルサ復帰は、日を追うごとに可能性が少なくなっているという。

 BBCは「現在5月だが、バルサからの正式オファーはまだない。さらに、スペインリーグは、バルセロナが絶対に従わなければならないファイナンシャル・フェアプレー・ルールに適合するために何を提案するのか『見当もつかないでいる』」と記した。

 メッシとパリSGとの契約は今季限り。バルセロナには約6億ユーロ(約870億円)の人件費があり、メッシを獲得するには少なくとも2億ユーロ(約290億円)を削減する必要がある。

 BBCによると、バルセロナはメッシに正式なオファーを出す前に、財政再建を行わなければならない。「もしそれができないのであればメッシのことは少し忘れた方がいい。ガビ、アラウホ、マルコス・アロンソ、セルジ・ロベルトらとの新契約もできないし、すでに入団で合意しているビルバオのセンターバック、イニゴ・マルチネスとも契約できない」というのがBBCによるバルサの現状だ。

 バルサはスペインリーグに対してクラブ存続計画を提示しなければならないが、それはイコール、さらなる賃金カット、選手の売却、移籍金なしでの選手獲得を意味する。何人かの選手とは契約を解除するという話も出ている。これらがすべて解決して初めて、新しい選手、中でもメッシを獲得することを真剣に検討できるのだ。

 また本拠地カンプノウの改修工事のため、少なくとも24年11月まではモンジュイックの旧オリンピック・スタジアムをホームにせざるをえない。そのためチケット販売で約5500万ユーロ(約79億8000万円)の損失が出る。

 投資銀行ゴールドマン・サックスは現在、バルセロナを大きく支配している。その負債の多くをカバーし、他の投資家を取り込むことに成功し、クラブの決定に対するさらなる発言力も求めている。ゴールドマン・サックスはクラブと同様、メッシの復帰に関心を寄せている。それによってより多くの投資家やスポンサーを引きつけることができるからだ。メッシが戻れば、負債をより早く返済することができるという期待があり、スペインメディアは、メッシ復帰の物語で大衆に希望を与えている。

 記事の中でBBCはメッシの古巣復帰に必要なことをいくつか挙げている。クラブの財政再建に加え、メッシ退団を画策したラポルタ会長が謝罪する必要があると説明している。しかし、メッシに謝罪を受け入れさせ、なおかつバルサ首脳を再び信頼させることは至難の業だ。

 なぜならメッシが21年夏にバルサを退団した際、バルサ首脳は「メッシをクラブに残すための準備は万全だ」と安心させ、新しい契約にサインまでさせた。しかし金銭的な問題でそれはかなわず、メッシを裏切る形となったからだ。

 現在までにラポルタ会長とメッシの父ホルヘ氏が会談するなど、橋渡しをするためにあらゆることが行われているが、会長とメッシ本人が接触することはまだない。また古巣復帰のための契約の詳細についても今後、交渉が必要だ。

 バルサは、チームがカンプノウに戻り、クラブ創設125周年のイベントに参加できるよう、メッシに2年契約を提示したいと考えている模様だ。

 バルサがメッシを復帰させることにこだわるのには別の側面があると指摘するメディアもある。バルセロナは、スペイン審判委員会の元副会長であるホセ・マリア・エンリケス・ネグレイラ氏への支払いをめぐり、汚職の罪に問われている。メッシが戻れば、「審判買収」という黒い疑惑からファンの目を背けることができる。そのような複雑な状況で、メッシの判断に注目が集まる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5f46b9cd6a78368e98ec48df349c1a47daaa3e7b




999: 風吹けば名無し 2099/01/01(月) 00:00:0.017 ID:sakarabo1999



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