1: シャチ ★@無断転載は禁止 ©2ch.net 2016/08/04(木) 11:49:20.57 ID:CAP_USER9
【北條聡のフットペディア】■サッカー用語編『リベロ』

 サッカー史を語る上で必須の専門用語だろうか。しかし、現在では「死語」になりつつある。リベロを擁するシステム(守備戦術)が下火になった影響が大きい。

 リベロとはイタリア語で「自由」の意味。元々は特定のマークを持たない最終ラインの守備者をこう呼んでいた。英語のスイーパー(掃除人)や、ドイツ語のアウスプッツァー(火消し)と、ほぼ同じ意味だ。

 かつてのヨーロッパ・サッカー界では長くマンツーマン・ディフェンスが主流だった。守備の局面において、誰が誰をマークするのか、あらかじめ決めていたわけだ。

 もっとも、守備側の誰かが1対1の勝負に負けると、味方選手が自分のマークを捨ててカバーに回らなければならず、順番にマークがズレてしまう。そこで最悪の事態を回避する手立てとして、カバーリング専門の守備者を据えるリベロ・システムが考案され、広く定着するに至った。

 リベロは言わばセーフティーネットだが、単なるスイーパー(カバー専門職)ではないとの見方も根強い。リベロ・システムが常態化すると、攻撃の局面で敵にマークされないフリーの選手は原則、リベロだけになる。こちら(攻撃面)の利点も最大限に生かしてこそ、真のリベロというわけだ。
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