1: YG防衛軍 ★@\(^o^)/ 2015/10/23(金) 18:40:42.76 ID:???*.net
高いインテンシティーと守備意識が奏功。リーガ・エスパニョーラ序盤戦のサプライズのひとつが、乾貴士の加入により日本でも注目を浴びているエイバルの快進撃だ。8節を終え、獲得した勝点は13。デポルティボと並んで6位につけ、ヨーロッパリーグ出場権(6位以内)を争っている。首位タイのレアル・マドリー、セルタ、バルセロナとの差は、わずか5ポイントだ。昨シーズを18位で終えながら、財政難のエルチェの降格処分により、繰り上げで残留にこぎつけたエイバル。リーガ最小クラブの好調の要因とは何か。ポイントは3つある。

■ポイント1
徹底したハードワーク
昨シーズンから継承するチームの色が、今シーズンはさらにグレードアップ。選手たちの序盤戦の運動量はリーガのトップクラスで、中盤戦以降の戦いへの影響を度外視したコンディショニングが、すぐさま効果として現われている。鍵を握るのがアンカーのダニ・ガルシアとインサイドハーフのゴンサロ・エスカランテだ。MFとしては地味ながら、不要なアクションを避けて常にバランスを保ち、警告を恐れずハードにチャージ。運動量&堅守というエイバル・スタイルを体現する象徴だ。

 攻撃時には、プレーメーカーのアドリアン・ゴンサレスを中心に、乾とサウール・ベルホン(あるいはケコ)がサイドからアクセントをつける。それでいてボールを奪われれば、彼らアタッカー陣も、対峙する敵を追って自陣ペナルティーエリアまで戻り、守備のタスクをこなす。乾が「このチームに入って激しさと強さに驚いた」と語るように、前からぶつかる高いインテンシティーと守備意識の徹底ぶりはチームの最大の強み。格上相手にも大崩れしない要因だ。

■ポイント2
ボルハ・バストンの好調

 主役をひとり挙げるなら、4試合連続得点中のCFボルハ・バストンになる。開幕当初はセルジ・エンリチュの控えだったが、途中出場で結果を出し、いまでは完全にエースの座に君臨。柔軟な足技とシュート技術の高さ、淡々とボールをさばく冷静さを武器にネットを揺らしている。今シーズンのサプライズにも挙がるひとりで、ノリート(セルタ)とともにメディアで騒がれる、23歳を迎えたばかりのこの若者は、将来のスペイン代表入りも囁かれる。

 ボールを奪うや、アドリアンを起点にサイドのS・ベルホン、乾を経由し、最後は中央のB・バストンに合わせてフィニッシュ。これが今シーズンの攻撃パターンで、現段階ではチームの得点の大部分を彼に頼っている。この勢いが今後どこまで続くか、注目だ。

■ポイント3
リーガ最少のピッチ幅

 意外な要素が、本拠地イプルーアの極端なピッチ幅の狭さだ。ホームではアトレティコ・マドリーにこそ敗れた(0-2)ものの、首位のセルタや格上セビージャを苦しめている(いずれも1-1)。イプルーアのピッチの横幅は、ラージョ・バジェカーノのバジェカスと並び、現在リーガでもっとも狭い65メートル。FIFA推奨の68メートル(サンチャゴ・ベルナベウ、カンプ・ノウなど)と比較すると3メートルも狭い。この点は今シーズン、実際にピッチに立った相手選手の多くが「やりにくい」と指摘しており、大きなホームアドバンテージになっている。

 サイドを広く使って攻めるチームは窮屈な展開を強いられ、縦へと崩し切れずに中央に戻す。そんなシーンが多く見られる。観客とピッチの距離が2~3メートルほどしかなく声援がダイレクトに伝わる、いわゆるマッチ箱型のこの英国式スタジアムは、バジェカスとともに今シーズンのリーガでもっとも嫌がられている会場だ。

「8試合で勝ち点13。最高だ。このまま最後まで突っ走りたい」と語るのはホセ・ルイス・メンディリバル監督。消耗を計算しないサッカーだけに、全力でぶつかるこのエイバル・スタイルがいつまで持つのかはわからない。後先を考えずに全力ファイトを好むいかにもバスクらしいチームである。
2015-10-23_21h02_12
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151022-00010006-sdigestw-socc
引用元http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1445593242/

 
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