エースとして活躍が期”監督”C・ロナウドにポルトガル指揮官も感謝 「大きな助けになってくれた」

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10日に行われたユーロ2016決勝で、ポルトガルは延長戦の末にフランスを1-0で下して優勝を飾った。フェルナンド・サントス監督は、FWクリスティアーノ・ロナウドの貢献に感謝の言葉を述べている。

エースとして活躍が期待されたC・ロナウドだが、決勝では開始直後に相手選手と接触して負傷。治療を受けたがプレー続行不可能となり、25分ほどでピッチを去ることになった。

だがチームはC・ロナウドを失いながらも奮闘し、試合は0-0で延長戦へ。交代出場のFWエデルが延長後半に奪った1点がポルトガルに初のタイトルをもたらした。F・サントス監督は試合後に次のようにコメントしている。

「ロナウドを失うことは想定していなかった。彼がチームに欠かせない選手だということはいつも言っている。どんな瞬間にも違いを生んでくれる可能性を持った選手だ。2度プレーを再開しようとしたが、2度ともうまくはいかなかった」

「だが我々はチームであり、チームとしてプレーした。選手たち全員がこの勝利にふさわしかったよ。言葉では表すことができないような特別な感情だ」

交代を余儀なくされたC・ロナウドは治療を終えてベンチに戻ったあと、延長戦が始まる前にはピッチ上でチームメートたちを鼓舞。さらにはテクニカルエリアでF・サントス監督と並んで指示を送るなど、もう一人の監督であるかのような姿を見せていた。

「彼には信じれないほどのチームスピリットがある。彼がドレッシングルーム内にいることも、ベンチにいることも、大きな助けになった。モチベーションを高める上で素晴らしいサポートをしてくれたよ。彼に感謝したいと思う」

C・ロナウドの負傷につながったMFディミトリ・パイェのタックルに対しては、カードが出されるべきだったと指揮官は訴えている。

「審判は警告を出すべきだったね。審判団が誠実に仕事をしていることを疑いはしないが、イエローカードを出すべきだったと思うよ」

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