1: 2016/07/07(木) 16:54:31.96 ID:CAP_USER9
日本代表のFW本田圭佑(30)=ACミラン=が、4日放送の日本テレビ系「NEWS ZERO」で、2018年ロシアW杯が現役選手として最後のワールドカップになる可能性が高いことを示唆した。

 「おそらく自分の最後になる可能性の高いワールドカップだと自覚していますんで、そこに向けてやっていこうと思っています」

 9月からのアジア最終予選を勝ち上がれば、本田は32歳でロシアW杯を迎える。確かに、選手としては肉体的なピークを過ぎ、下り坂にさしかかるタイミングである。6月のキリン杯で、練習中に左膝裏の違和感を訴えて2試合とも欠場したことが衰えの前兆とは思いたくないが…。

 過去のスター選手の事例をひもとくと、1998年フランスW杯前の合宿で三浦知良(現・横浜FC)がメンバーを外れたのは31歳。2006年ドイツW杯の1次リーグ敗退後に中田英寿氏が現役引退を表明したのは29歳。10年南アフリカW杯のベスト16に日本が歓喜に沸く中、中村俊輔(横浜M)がひっそり代表引退を表明したのは32歳だった。

 カズは岡田武史監督に「落ちるのは…」と歴史的な非情通告を受け、中田氏は大会前からひそかに自らの出処進退を決断していた。中村は大会直前になって、本田にポジションを奪われた。スポットライトからの幕の引き方は三者三様だが、いずれにせよ、力の衰えを隠せなくなったことに変わりない。

 最近、本田は達観したようなコメントが増えている。来年夏でミランとの契約を満了する去就問題についても、「もうロートルですから。自分の行きたいようなクラブが手を挙げてくれるか」と話した。わずか1得点に終わった昨季のふがいない成績を、冷静に受け止めている様子だ。

 ロシアW杯まであと2年。最終予選から本大会へと続く、心身がすり減るような厳しい戦いを30代の本田はどのように乗り切るのか。歳月はどんなスター選手にも容赦なく襲いかかり、「その時」は突然やってくる。先述の3人のような悲劇の繰り返しではなく、本田には過去最高ベスト16をうわまる有終の美を期待したい。(浅井武)

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160706-00000568-sanspo-socc
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