1: 名無し@サカサカ10 2022/04/09(土) 20:10:44.55 _USER9
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ベルギー1部シント=トロイデン(STVV)に所属する元日本代表MF香川真司は現地メディアでマンチェスター・ユナイテッドやボルシア・ドルトムント時代を回顧。名将2人の違いなどについても語った。

2010年夏に当時J2のセレッソ大阪からユルゲン・クロップが監督を務めていたドルトムントへ。欧州での最初の2シーズンでチームの中心的な存在としてクラブを2連覇達成に大きく貢献。2012年夏にはサー・アレックス・ファーガソンが率いていたユナイテッドに移籍した。

そんな香川だが、ベルギー紙『DeMorgen』のインタビュアーはファーガソン氏が後に自伝で「シンジ・カガワは良いトランスファーだった。まず衝撃だったのは彼の素晴らしいサッカー頭脳」と語っていたことについて質問。「おそらく彼が言及したジュピラー・プロ・リーグ唯一の選手となるが、どう思うか」と問われると、「(ラジャ)ナインゴランについても触れていませんでしたか?」と聞き返しつつ次のように返答した。

「1年間ファーガソン氏の下で働くのは特権でしたし、大きな名誉でした。もっと長く彼の下で続けたかったですが、運命がそれを許しませんでしたね。美しい時間でした。ファーガソン氏は本当に僕を望んでくれて、僕はそれを忘れません。当時、レジェンドと働いているという実感はなかったです。今となって彼がどれほどの人物だったのかをずっと明確に理解しています」

ドレッシングルームではどのような様子だったのかについて、香川は「ハーフタイム中、彼はいつもイライラしていましたね。特に(ウェイン)ルーニーやギグスらビッグネームには厳しかったです」と言及。「彼らには常により多くを求めていました。僕を怒るようなことは特になかったです。とてもエモーショナルな人で、それが時々アグレッシブな言動に出たのでしょう。グループはそういう印象を受けていたはずです。みんなロッカールームでは少しビクビクし、誰も何も言おうとしませんでした。でも僕たちは後半はいつもプレーがよりシャープになりましたね」と振り返った。

現リヴァプール指揮官の「クロップ監督とは対照的だったと思うか?」との質問には香川は「まったくその通りですね」と返答。このように続けている。

「特にマッチデイはそうでした。彼(クロップ)は何の前触れもなくみんなをハグして、急にどこかに行ってしまったり。でもその瞬間、強い絆を感じ、それがメンタルに大きな影響を与えました。彼は僕たちに自信と闘争心を与えてくれました。何よりも大事なことです。彼は僕を個人的にすごく助けてくれたと思います」

ユナイテッドでは2年過ごした香川は2014年夏にドルトムントに復帰。「正直に言いますとマンチェスター・ユナイテッドでの1年目はまずまずというところですね。タイトルを勝ち取りましたが、それはあのシーズン26ゴールを決めたロビン・ファン・ペルシのおかげ。僕にはドルトムント時代感じていたほどの自信がありませんでした」と告白した。

「イングランドへの適応はいつも楽だったとは言えませんし、迷いを感じていた時間もありました。新しい言葉、システム、監督、環境…。僕の1年目の終わりにファーガソン氏が去り、僕はそれをまったく予想していませんでした。マンチェスターに連れてくれたのはファーガソン氏でしたし、少なくとももう1年は彼の下で続けられると考えていました」

香川にとって、ファーガソン氏の引退がキャリアの分岐点となったのだろうか。

「一つの要因だと考えます、はい。でもそれからケガをたくさんしたというのもあります。それまではとにかくどんどん良くなっていく感覚でしたが、急に自信を失ってしまいました。自分を疑い始めてしまいました。メンタルの面で辛かったですね。でも諦めることはなかったです」

https://news.yahoo.co.jp/articles/3d972da5372db608a7b80276a61cfc725354e8d4

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