1:YG防衛軍 ★@\(^o^)/:2016/07/02(土) 17:00:32.25 ID:CAP_USER9.net
FIFAランキング2位、優勝候補の一角にも挙げられるベルギーが、初出場のウェールズに屈した。

先制しながら、1-3の逆転負け。ウェールズは代表チーム史上最高のゲームをやってのけたが、ベルギーとしては自滅に近い。

ベルギーはアフリカ勢に似ていて、勢いに乗ると手がつけられない強さを見せるが、受けに回ると脆い。そのネガティブな一面が出た。

31分のCKからの同点弾は、ウェールズに完全にマークを外され、フリーのA・ウィリアムズに決められた。

55分の2点目は、エリア内でボールを受けたロブソン=カヌーに一度のフェイクでマークを完全に外された。

86分の3点目は、アルデルワイレルドがヴォークスの動きについていけず、目の前でヘディングを許した。

これだけ敵をフリーにしたら、3失点も致し方ない。

序盤は押し込んだものの、追いつかれてからは攻撃もリズムを失った。

痛かったのは、監督がチームを助けるどころか、足を引っ張ってしまったことだ。

後半早々、ヴィルモッツ監督は右サイドのドリブラー、カラスコを下げ、中盤の底にフェライニを投入する。これで攻撃陣のバランスが崩れた。

左サイドのアザールが闇雲にドリブルを仕掛けるようになり、中盤のポジションが混乱。デ・ブルイネは仕事場を探して、右へ左へとさまよっていた。

一度崩したバランスは元には戻らず、ベルギーは力攻めを繰り返してはウェールズに押し返される羽目に。時間の経過とともに焦りが募り、ミスがミスを呼ぶ悪循環に陥った。

ちなみに、この一戦が行なわれたリールはベルギー国境に程近く、スタンドは7割方ベルギーサポーターで埋め尽くされた。

試合前は、これがベルギー有利に働くと思われたが、逆効果だった。勝利を信じるサポーターの大声援が、チームの重圧となったからだ。

逆境のなかで、あっさりと崩れたベルギー。タレント軍団はひとつのチームになることなく、EUROから姿を消した。
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http://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=17206
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