1: 2016/06/29(水) 12:39:39.62 ID:CAP_USER9
欧州選手権(EURO)での惨敗を受けて辞任したイングランド代表のロイ・ホジソン前監督の後任候補として、アーセナルのアーセン・ベンゲル監督が急浮上している。英紙「デイリー・スター」が報じた。

 就任から4年。ホジソン前監督は2012年のEURO直前に電撃辞任したファビオ・カペッロ氏の後継者として代表監督に就任。しかし、同大会では準々決勝でイタリアに敗北。14年ブラジル・ワールドカップ(W杯)では1勝も挙げられないままグループステージで敗退した。さらに今回のEUROフランス大会でも伏兵アイスランドに敗れる失態を犯してしまい、大きな実績を残すことなく代表監督の座を退任することになった。

 イングランドサッカー協会(FA)は、すぐさま後任探しに着手しているという。U-23イングランド代表を率いるギャレス・サウスゲイト監督の昇格が濃厚と見られているなか、FAの第一希望はアーセナルを20年間率いる名将アーセン・ベンゲル監督だとレポートされている。

 アーセナルとの契約を1年残しているベンゲル監督は、FAのリストのトップに名前が記されているという。そのほかレスターを奇跡の初優勝に導いたクラウディオ・ラニエリ監督や、今季からスコットランド王者セルティックの新監督に就任するブレンダン・ロジャース監督も候補に挙がっていたという。

 FAのテクニカル・ディレクターを務めるダン・アッシュワース氏はベンゲル推進派だ。イングランドサッカーをよく知るフランス人の名将に白羽の矢を立てているという。

「アーセン・ベンゲルは1996年からここにいる。プレミアリーグ、イングランドの選手、イングランドのメディア、そしてイングランドの可能性について素晴らしい見識を持っているかって? もちろんだ。彼を除外する理由があるかい? ないだろう。彼は望んでいないだろうけどね」

 FAのマーティン・グレンCEOは、新監督の選定について「我々は戦力を活かせるインスピレーションを持った監督が必要」と語った。若手の育成にも定評があるベンゲル監督は、まさにうってつけの存在と言えそうだ。

 英国のベッティングサイト「スカイ・ベット」によるイングランドの次期監督候補のオッズでは、現時点でやはりサウスゲイト監督が最有力で2.25倍。98年フランスW杯でイングランドを指揮したグレン・ホドル氏が6.5倍、ハリー・レドナップ氏9倍、アラン・シアラー氏11倍で後に続いている。そのなかでベンゲル監督は、ティム・シャーウッド氏、ブレンダン・ロジャース監督と並んで14番人気タイの26倍となっている。

 プレミアリーグの隆盛とは対照的に、国際大会で全く勝てないイングランド代表の救世主として、ベンゲル監督が降臨するのだろうか。

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http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160629-00010006-soccermzw-socc
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