1: 2016/06/27(月) 20:42:20.29 ID:CAP_USER9
2大会連続のコパ決勝PK戦敗退の悲劇に、地元紙が主審の判定に噛みつく

アルゼンチン代表は26日、1993年大会以来となる優勝を目指してコパ・アメリカ・センテナリオ(南米選手権)決勝のチリ戦に臨んだが、0-0で突入したPK戦で1人目のキッカーを務めたFWリオネル・メッシ(バルセロナ)が失敗する悲劇に見舞われて、同カードだった前回大会決勝のリベンジを果たせなかった。

またもチリにPK戦の末に敗れる悲劇的な結末を受けて、アルゼンチンで槍玉に挙げられているのは
メッシら選手ではなくブラジル人主審のハベル・ロペス氏。地元紙「オレ」では、判定を含めた一挙手一投足を糾弾している。

試合序盤から主導権を握ったアルゼンチンだったが、前半27分、試合を大きく揺るがす判定が下る。 メッシのドリブル突破を身体ごと止めに行ったチリMFマルセロ・ディアスが、この日2枚目の警告を受けて退場処分が下る。

その後は両チームがフラストレーションを溜め、MFハビエル・マスチェラーノ(バルセロナ)と
MFアルトゥーロ・ビダル(バイエルン)、そしてメッシといった中心選手に次々とイエローカードが提示された。

そして42分、アルゼンチン国民の不満が爆発する。

DFマルコス・ロホ(マンチェスター・ユナイテッド)がビダルを後ろから倒したのが危険なタックルと判断され、レッドカードが提示される。 これらの判定に前半終了直後、ヘラルド・マルティーノ監督や両チームの選手がロペス主審のもとに詰め寄る場面もあった。

それ以上に黙っていられなかったのは、アルゼンチンメディアだった。ロホに対する退場処分を「無謀なレッドカード」と断罪。 「ロホは強いチャージでビダルをピッチに打ちつけた。(GKのセルヒオ・)ロメロからは遠かった。しかしロペスはためらわなかった。このファウルで残り時間を10人で戦う羽目になった」と書いている。

メッシを“妨害”したシーンも断罪
 
また同紙は、延長前半にメッシを“妨害”したシーンについても言及。
味方とのワンツーでメッシが相手マーカーをかわそうとしたスペースにロペス主審が立っており、

ナンバー10と激突して流れを止めてしまった。直後のセットプレーでメッシのキックからFWセルヒオ・アグエロ(マンチェスター・シティ)が際どいヘディングシュートを放ったことは救いだったが、その報じ方にロペス主審に対するリスペクトはなかった。

同紙は今大会“神の手ゴール”によってグループステージで29年ぶりに敗退した宿敵ブラジル代表について、「ブラジル人も95年のコパ・アメリカで、トゥーリオのゴールで楽しんだ」と過去を蒸し返して挑発していた。

しかしアルゼンチンも、圧倒的な内容で決勝まで勝ち上がりながら、2大会連続でチリにPK戦の末に敗戦。またも南米王座奪還のチャンスを逃した悔しさを、ブラジル人主審の微妙なジャッジにぶつけて晴らすしかなかったのかもしれない。

Soccer Magazine ZONE web 6月27日(月)19時50分配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160627-00010017-soccermzw-socc

■ハイライト動画
https://youtu.be/Fjtgu07wcK4


アルゼンチンメディア OLE
http://www.ole.com.ar/
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